おばさんはビックリだよ

どんどん新しいアーティストが、歌が、出てきてオバサンはもう付いてゆけません(>.<)
それでも、テレビをボーッと見ていれば話題になる歌というものは、オバサンの耳にも入ってくるようで。

ファンの方には申し訳ないが、なんだ？この昭和のフォークソングのような古い歌詞は？と、突っ込みたくなる歌が、川崎鷹也の『魔法の絨毯』だった。曲は今時風だけど。

お金もないし力もないし地位も名誉もない
だけど君を守りたいんだ♪

え？守れないでしょ。
お金も力も何も無くてどうやって守れるというのだ！！

バブルで浮かれた青春時代を過ごした私には、今時の若者たちの方が地に足が着いてしっかりしているように見える。現実的な若者の心に響くのか？この歌は？と疑問に思っていた、のに。

モニタリングという番組を見ていたら、母校をサプライズで訪れて、歌う川崎鷹也が映っていた。生の『魔法の絨毯』を聞いて泣く女子高生。え！うそ。

私は何も知らなかった。
『魔法の絨毯』が川崎鷹谷の奥様のために作られた歌だということ。結婚していたという事実にも失礼ながらビックリ。
同じ母校の出身である年上の奥様との馴れ初めを本人が語っていた。

あらー。
奥様、ごめんなさい。
ファンの皆様、ごめんなさい。

お金も力も地位も名誉が無くても！

才能と運と行動力があれば。
そして、愛する気持ちがあれば。

純粋な気持ちが失われつつある、
渇いた心に気づかされて反省したオバサンでした。