我が子可愛や
NHKの日曜の朝の番組「目撃!にっぽん」の8月30日放送分に内容を付け足したBS1の番組「許される日まで~ホームレスからの再出発~」を見た。
代表の山崎氏が”捨てた”という息子に会いたがっている様子が印象的だった。我が子への想いはかくも強いものなのかと。
また、コロナの給付金10万円をそっくりベトサダに寄付する人にも驚いた。コロナで収入が減ったわけではないのでとその人は説明していた。
山崎氏は毎週たしか土曜日に札幌を歩き回って具合の悪そうな人がいたら声をかけている。ご自身の脚の具合はかなり悪いにもかかわらず。
熱血教師の子が置いてきぼりをくらうように、ベトサダの創設者・眞鍋千賀子氏の息子はどうやら寂しい思いをしていたらしい。息子さんは殺人事件で死んでしまう。
少なくとも、求められたら与えようと思った。
私というか私の会社バイオトゥデイは国境なき医師団に毎月1万円(年間12万円)、日本野鳥の会に毎年10万円(年会費)を寄付している。医師団への寄付は単に生まれた場所が悪かったばっかりに、つまり自分ではほぼどうしようもない苦難に陥っている人が少しでも助かって欲しいという思いから続けている。
そう、生まれながらにして苦難を背負い込んでしまった人を助ける人たちを支援したいと思っているのだ。自分はたまたま明日の心配をほぼする必要がない日本に五体満足で健康に生まれてきた。その幸運で得た取り分はそうでない人に分けないといけないと思っている。
野鳥の会には自然との共存の取り組みを進めてほしいから寄付をしている。
寄付は私にとってたまたまいい場所にいい状態で生まれてきて生きることの免罪符のようなものと今は思っている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?