後世に名を残す

坂の上の雲の3巻で正岡子規がとうとう死んでしまった。幼馴染の秋山真之がこれからいよいよ盛んになろうというときに。まるで身近な人が死んだような喪失感を味わっている。

世間一般で正岡子規を知らない人はいない。一方、今の時代に秋山真之を知る人は少ないだろう。

正岡子規が今の世でも知られるのは誰もやらなかったことをして俳句や短歌を高みに押し上げたからだろう。一番になれることを生業にすることを目指し、それを成し遂げた。

その気迫は秋山真之に伝わった。これからは子規同様に魅力的な秋山真之やその兄好古の物語が続く。

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