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エコキュートの設定 その2

沸き上げる時間帯


三菱のエコキュートには電力契約モードというものがあって、契約している電力会社に適した沸き上げを行ってくれるようになっています。私は中国電力で契約をしているので、グループBで設定をしていました。



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中国電力の電化住宅プランは21時から9時までが深夜料金の時間帯なので、その間に沸き上げるようになります。
実際、電気の使用量を見てみると、朝5時から沸き上げを開始して7時前には沸き上げが終了しているようでした。

時間帯を変える


ただ、うちの場合は朝はお湯を使わないので、なるべく深夜時間帯が終わる9時ごろに沸き上げが終了するようにして、夜に大量に使うまでの保温時間を短くすることで、無駄なく沸かせるのではないかと思いました。

具体的に言うと、これまで朝7時には沸き上げが完了して、お風呂に大量にお湯を使う20時ごろまでの13時間保温する必要があったのが、朝9時に沸き上げが完了すれば、20時までは11時間と保温時間が2時間も短縮できます。

ということで、電力契約モードを「マニュアル」に設定し、21時~9時を入力して、沸き上げモードを終了時間にちょうど沸き上げが完了するRモードに変更しました。これによって、実際に沸き上げ時間が後ろに2時間ほどずれました。

給湯温度


もう一つ、給湯温度を何度にするか?という課題があります。
ネットなどを検索すると、60度にするとよいという情報あります。

給湯温度とはエコキュートから出る時の温度で、タンク内が80度であれば、水を足して設定温度にして給湯します。

蛇口が温度調節のできるサーモスタッド式であれば、設定温度で上がってきたお湯にさらに蛇口のところで水を足して、
設定温度にして出水します。

例えば45度でお湯を使いたい場合、給湯温度を45度にしておくと、エコキュートから45度のお湯がそのまま出てきます(実際は蛇口に届くまでに2~3度下がる)。給湯温度を60度にしておくと、60度のお湯があがってきて、蛇口で水と混ざって45度のお湯となって出てきます。

いずれも45度のお湯が出て来るという結果は同じですが、給湯温度が高いと蛇口のところで水を足す必要があるため、水圧は高くなり、勢いのあるお湯が出ます。2階シャワーなどで水圧が低い場合などに有効です。

じゃあ60度にする?


では、60度にしておけばいいのか?というと個人的にはそこまで上げなくてもいいかなという考えです。
60度にしておくと、蛇口での温度調整が難しく、思いもよらず熱湯が出ることがあります。

エコキュートと食洗機

食洗機は給水接続と給湯接続の2種類があります。

給湯接続の場合、エコキュートから給湯されたお湯を60度の高温にして洗浄をしますが、このとき仮にエコキュートの給湯温度が45度だとすると、80度以上のタンクのお湯を一度水で冷まして45度にして給湯し、また食洗器のヒーターで60度に上げるという非効率が発生します。

なので、食洗機が給湯接続の場合は給水温度を上げておくと良いでしょう。

給水接続か給湯接続かの確認は、食洗機使用中に給湯リモコンのランプが付けば給湯接続です。(三菱の場合)


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