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僕の太陽(映画ばなし)

意味や理由や、その物自体の存在意義や成り立ちとか、そんなものを理解や認知していなくても何故か心打たれるような存在

僕にとっては太陽の塔がそう。

大阪生まれで10歳になるまでは大阪に住んでいたが、南港という所(ミナミ側)で、太陽の塔はキタ側なので、小さい頃からゆかりがあったわけではない。

何やったら天王寺動物園と、小学生ぐらいに完成した海遊館や、毎日マンションのベランダから見えるサンフラワーという船の方がゆかりがある。

20歳ぐらいでサブカルとかに興味が湧き、太陽の塔好きです。って言いたかったんやと思いますよ…実際、見た目は好きでしたし。

んでSNSで知り合った女の子も好きやって言うからライブを見た翌日かな?大阪に住んでいない二人の男女で見に行くんですよ。

でも閉館日だった為見れなかった。でもモノレールから見えるそれ、駅を降りて見えるそれ、閉館ですって案内のかかった柵から見えるそれ、切り替えて別の公園で凧揚げをしている時にも見えるそれ。

そのタイミングで心打たれてしまって。こんなにもすごいもんなんやと。

以来,岡本太郎の書籍を読んだり、太陽の塔フィギュアを部屋に飾ったりと、すっかりとハマってしまったんです。

太陽の塔(2018)

先日、アマゾンプライムでこんな映画があって観ました。

岡本太郎さん特に太陽の塔に関する事を、親交があった方や、研究者、ファンの方…などが熱く語るような内容。

大阪万博当時の写真や映像があったり、音楽が要所要所ハマっていたり、淡々とした内容だったけれど、知らない事も沢山あって上映時間が短く感じた。

noteに書くために、批評?みたいなものとか、出てた人を調べようと思ったら、批評のどれもが賛否の否寄りで。

書いてある事も気持ちはわからんでもない。

ただ、僕は、やっぱり太陽の塔を見た人はみーんな不思議と惹かれて、色んな感情移入があって、熱く語りたくなるような、そんな存在なんやろなーと。

批評を書いている人も含めて、愛されてるんやなーと深く感じて嬉しかったです。

映画の中で、「贈与」について話すシーンがあり。これからは特に贈与、そうギフトという感覚が大切な時代になると。

そして太陽の塔は岡本太郎からの贈与であると。

贈与…

ギフト…

そう僕が太陽の塔のように崇めている笑

西野亮廣もギフトという考え方を大切にしている。

確か西野さんも岡本太郎が好きだったような…やはり繋がるんだな天才は。

そんな天才はここにいます。



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