『砂浜で見つけた大切なもの』想定3分
プロポーズ大作戦
シチュエーション 海
男性→女性 へのプロポーズ
女性
「あ~ぁ、疲れた~。今日はいっぱい遊んだね。」
男性
『そうだな、こんなに走ったりしたの、学生の頃以来じゃないか?』
女性
「ん~そうかも。でもさぁ、学生の頃は文武両道で通(とお)ってたんだけどなぁ。」
男性
『それ何年前の話だよ。それが今じゃ、ねぇ。』
女性
「ちょっと何よ、その言い方~。あなただって同じじゃない。」
男性
『まあ、そうだよな~。それだけ俺たちの関係も続いてるって事だけどな。』
女性
「うん。ねぇねぇ、それよりさ今日はなんでまた海なの?」
男性
『あ、あぁ。それは、さ。そうだ、ほら、君、、海が、好きだろ?それで。』
女性
「そりゃあねぇ。海は好きよ。誰も居ない砂浜でとかキラキラ光る貝殻集めたりとか、憧れるじゃない?それに、なかなか来られないからね。」
男性
『あ~それなぁ。そんなに簡単には来られないから、憧れるかもしれないけど砂まみれになるし、濡れるし、塩まみれになるし、いい事ないぞ?』
女性
「あ~、そうやってマイナス発言するとこ嫌~い。」
男性
『ご、ごめんて。だけどほらさっきも言ってたけど、貝殻とか拾ったりとか色々楽しい事あるだろ?』
女性
「ま~ね~。でも今日はちょっと疲れちゃったから。」
男性
『それは俺も同じだな~。』
女性
「そろそろ日も落ちてくるし、暗くなる前に帰る?」
男性
『ん~、もうちょっとだけ、ここに居たい。』
女性
「さっき散々マイナス発言したり疲れた~とか言ってたのは、どこの誰だったかなぁ~?」
男性
『まぁ、そう言うなって。もうすぐだからさ。』
女性
「何がもうすぐなのよ。ってちょっと、後ろから抱きつくのとか反則だから~。」
男性
『抱きつくくらい、いいだろ?それに、見てみろよ。もうすぐ水平線に太陽が沈み始める。な?キレイだろ?』
女性
「うん、ホントだ。キレイだね。」
男性
『君に今日これが見せたくて、海に誘ったんだ。』
女性
「もぅ、ばか。ありがとう。」
男性
『それからさ、もうひとつ。』
女性
「もうひとつ?」
男性
『例)太陽が水平線の向こうに沈んだとしても、俺の太陽は今抱き締めている君だ。夜が来ても、また朝が来ても、愛し続ける事を誓うよ。俺と結婚してほしい。』
女性
「例)夜が来たら月が顔を出すわ。そして月はあなたを見てる。その月が雲に隠れないように、ずっと支えてね。愛してるわ。プロポーズ、お受けします。」