ルートビア

ルートビアとサロンパスには同じ成分が入っている


 

 沖縄ではメジャーな飲み物、それがルートビアです。
一般には、サロンパスの味と称されるルートビア、
調べてみると、実際にサロンパスの成分と同じモノが
含まれていました。

ルートビアのルートとは「木の根」の事を意味しています。
だからルートビアは「木の根ビール」です。
いかにも不味そうな名前ですね。

誕生したのは、18世紀の末、アメリカ建国の前後でした。
当時の農民たちが地ビールの感覚で低アルコールの
飲み物を産み出したのが起源ですが、
そこに薬剤師が参加して、咳止めなどの効果を加えて、
独自の飲み物に進化していきました。

1876年、チャールズエルマーハイヤーという人が、
同年のアメリカ建国百年のイベントで、
木の根やハーブ、スパイスをブレンドした紅茶に混ぜる
ルートビアの元を開発します。

この時は、大した売れ行きでもなかったようですが、
1893年、ハイヤーはルートビアに炭酸を加えて瓶詰にして
販売を開始しました。
このような経緯があり、ルートビアは次第に飲まれるようになり
現在では、全米の飲料シェアの3%を占めるほか、
昔ながらの地ビールとしても製造されているようです。

サロンパスと同じ成分が入っている


10種類以上のハーブが含まれるルートビアには
種類によっては、白樺の樹皮が含まれています。
これには独特のメンソールに似た匂いを放つ、
サリチル酸メチルが含まれています。
このサリチル酸メチルには、浄血作用があり、神経痛、痛風、
関節痛、感染症、皮膚疾患に効果があります。
このサリチル酸メチルは、あのサロンパスにも入っており
ルートビア=サロンパスの味は間違いではないのです。

まとめ


市販されているルートビアはあくまで炭酸飲料なので
薬効はありません。
ある程度は健康に良いのでしょうが、糖分も多く含まれるので
がぶ飲みすると、害の方が多くなると思います。

琉球・沖縄の歴史を紹介しています。
http://blog.livedoor.jp/ryukyuhattuken/


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