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異業種交流とか、営業に行くけど、逆に、買わされて帰ってくるとか、あるよね。

私は、フリーランスとして10年以上サバイバルしてるわけなんですが、異業種交流に行ってた時期があります。

どこかのタイミングで、仕事の取り方みたいな講習を受けると、名刺の渡し方とか、肩書の付け方とか、名刺交換のタイミングが最高の営業タイミングとか、いろんなことを植え付けられて、鼻息があらくなるわけですが。。

えてして、そんな付け焼き刃的な営業が通用するはずもなく、「生兵法は大怪我のもと」を思い知ることになります。

あちらで取引、こちらで取引と、何やら、目の前で、良さげな取引が湧き上がってるように見えますが、デンプシーロールも一歩下がれば、フックの連続で、じっくり見られると、カウンターの餌食になる的な教訓を得た目で見れば、実は、大したことやってないことが後でわかります。

異業種交流に行って営業すると、なぜか、必ず、健康食品からのネットワークのコンボをかまされたり、事業相談からの保険営業の案内のフルコースを受けたり、仕事は取れないのに、作業ばかりやらされるなんてことは、日常茶飯事的に起こります。


そういえば、思い出します。

以前勤めていた会社で、別部署の営業部長が、さえない社員を指して、

「彼って、営業に行って、営業されて返ってくるよね。」って言ってました。

私は、それを聞いて、

「た、確かに。。」と、本人には、悪いのですが、思ってしまいました。

その時、営業に行って、仕事を取れなかったっていうのは、悪くなくて、最悪なのは、営業に行って、逆に、営業されて返り討ちにあうことなんだなーって、思ったもんです。


だから、新たにフリーランスになる人とか、いると思うんですけど、仕事無い、仕事無いって焦って、仕事を取りに行ったり、営業しに行くと、逆に、営業されて、買わされたり、労働力を搾取されたりもあるってことを、知っといてほしいなって思います。

ほんと、多いですから、最近多いのは、提案とか協業とか、言いながら、よく聞くと、こっちには、何のメリットも無いよね。って話や、そもそも、美味しい部分だけウソ、みたいなのが、いっくらでもありますし、来ます。

仕事って、目の前のお客さんのことを全力でやってあげたら、次がつながるだけなんですよね。

カイジのハンチョウが、

「明日頑張ろうのヤツは、頑張らない。今日だけ、頑張ったヤツに明日が来る。」みたいな、悪役に似つかわしくない名言をのたまってますが、確かにその通りだなって、それが、仕事の本質っぽいんですよね。


だから、変な誘惑に撹乱されずに、目の前に集中して頑張ってほしいなって思うのでした。


サポートされたら、嬉しくて飛び上がっちゃいます。