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何も悪いことはしていないのに、って思うことは、そこそこある

フリーランスをやっていると、お金も払わないのに、遠回しな命令をしてくる人がいます。

また、お金を払ったら、最初の話になかった仕事や作業を延々と追加されることもあります。

あなたの腕が未熟だから、こちらが指示してあげてる。と、いう態度が見え見えの人がいて、私は、そんな相手に、一から十まで全部要望を聞いて作業していました。

皆さんの身の回りでも、こちらは、何も悪いことはしてないのに、って思うことは、そこそこあると思います。

これから、法律が改正されるみたいで、契約書に無い作業を命令することが違法になるそうですが、私が同業者から聞く限りでも、そうですし、きっと、私が思うよりもっと理不尽な対応を迫られてる人は多いのかなと思います。

ただ、法律違反となるような悪いことでも、ゼロにすることは、できませんし、特殊詐欺の連中のように、イタチごっこで増えていくことは、容易に想像できます。

騙す方と、騙される方は、絶対的に騙すほうが悪い。ことは、大前提としてお話するのですが、「何も悪いことはしていない」ってのが、法律違反の相手をガードする手段にならないってのも現実なんです。

「根っからの悪人が存在しない」ってよく言われるのに、法律違反の相手が、「何も悪いことをしていない」って人を利用するって構図は、常に存在しています。


で、何が言いたいかと言うと、「何も悪いことはしていない」ってスタンスのどこかをアップデートする必要があるのかなと思うんです。

何も悪いことはしていないってスタンスは、誰に対しても平等で公平でってスタンスでもあると思うんです。

でも、悪い人は、そこを利用してきます。だから、悪い人って気づいた時点で遅かったりするんです。

そこで、逆転の発想です。

「悪いことは、してるし、いっぱい傷つけてもいる。」「それでも、相手がどう思うかは、相手の自由だ。」って考えます。

悪いことは、していない。の逆で、悪いことは、してる。って前提です。

悪いことは、何もしていない。と思うと、どうしても、誰に対しても、良い人になろうとしすぎてしまいます。

でも、悪いことは、してる。って思えば、多少は、良い人すぎることにブレーキがかかります。

そうすると、少し深く相手の話を聞くようになります。自分が思ったことを言えるようになります。ほんの少しの違いですが、結構、大事な感覚です。


誰だって、相手の期待を100%満たすことなんてできません。こちらも、相手に100%期待に応えてもらう必要もありません。

何も悪いことはしていないのに、って思うことは、そこそこあるんですけど、そんなときは、「悪いことはしてる」って考えるのも一つと思いつつ、私は、そうやってます、って話でした。

私の話は、ほぼほぼ、書籍「嫌われる勇気」に書いてあることばかりです。

自分で全部抱えると、とても、大変ですが、考え方一つでも、先人の知恵を借りるとちょっと楽になるって思ってます。


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