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おそらく、「こんな子供の落書きみたいなもんが」と思う人は、違いがわからないんだと思う
凄く有名な芸術家の作品は、特に、現代アートの作品は、「こんな子供の落書きみたいなもんが」ってのが、あると思います。
美術館で見るから、良く見えてるけど、実際、家で見たら、これ、君が書いたの?って言われそうなんですよね。でも、実際は、数十億円だったりして、現代アート深すぎてわからん、ってことってあると思うんです。
かと思えば、色鉛筆を使って、写真みたいに描く人がいますけど、高値で取引されるかと言うと、そういう場合もありますが、そうでないことのほうが、多いんだと思います。
私は、一回、現代アートのことを調べたら、どうも、その作品の単品で見て、というよりも、それまでの作品の経緯とか、世界観とか、表現しようとしてることとか、見た目よりも、解釈みたいなことに重きを置かれてるようです。
沖縄にも、沖展という、沖縄における各芸術の公式な作品の発表会的なものがあります。ただ、そういうところに見に行っても、私のような素人目から見ると、どれが良いのか、さっぱりわかりません。
ちょっと奇抜なものがあると、すぐに、「こんな子供の落書きみたいなもんが」という気持ちが、出てきてしまいますし、かたや、なんか凄い作品なのでは、と思う自分もいます。
SNSで、やたらと、審美眼をキーワードに入れてくる人が、いますが、おそらく、その人が、それっぽい、写真を、それっぽく撮ってあげてるのを見ると、さすがに、「そりゃ違うでしょ」って思う自分もいます。
そもそも、何をもってして、美しいとするかは、幼い時の記憶だったり、その時の気分だったり、過去の思い出だったり、個人差が大きいでは、あるんですけど、かたや、いい音楽は、世界共通というように、レディオヘッドのCreepやオアシスのDon't Look Back In Angerが世界中で愛されることもあるもんです。
違いがわからない、自分もいるし、いいものは、誰だっていいと思うものってこともある。
おそらく、「こんな子供の落書きみたいなもんが」と思う人は、違いがわからないんだと思う。って話。
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