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たぶん、聞かなくて良いこと
私は、「いいアイデアが湧きました!」と言われる時は、だいたい、ろくでもないアイデアだと気づくまで、3年かかりました。
フリーランスという仕事柄、色んな仕事を依頼されます。
その中で、「いいアイデアが湧きました!」というのを、何度も、聞きました。
そのほとんどが、自分で何かをやることではありません。
自分が「いいアイデアが湧いて、あれこれやってみたら、こういう風になりました!」では、無いのです。
「その人が考えた、いいアイデアを私がやると良いことがある。」発言者ではなく、聞く人が何かやると良いことがあるって話なのです。
いいアイデアというのが、わかりにくいので、極端に言うと、
私に、「facebookと同じようなサービスを作ったら売れますよ!」
「どうです!いいアイデアでしょう!」ってことを言っていたのです。
だから、私は、「いいアイデアが湧きました!」と言われると、反射的に身構えてしまうのです。
また、他に、プライベートでも、「前から、言おうと思ってたんだけど。。」とか、「目上の方なので、言うかどうか迷ったんですが。。」とか、言われたことがあります。
それぞれ、別の要素があるとは思います。
でも、なんていうんでしょう。口だけ出してる感じなんですよね。
そういうのでは、人って変わらないんです。
いいアイデアにしても、前から言おうにしても、相手に何かをやらそうとしてるんですよね。
私は、思うんです。
たぶん、聞かなくて良いこと
だと。
そりゃ、関係性があるので、一概には、言えません。
だけど、今、世の中に、いいアイデアが多すぎるんです。
その割に、自分が、やってみて、こうだった!ってのが、少ないんです。
アドバイスが大渋滞してるんです。
右を見ても左を見ても、アドバイスだらけです。
だから、たぶん、聞かないで良いことって、あると思います。
サポートされたら、嬉しくて飛び上がっちゃいます。