㊗祖国復帰50周年記念著書「沖縄列島改造論」9月1日発売開始 ポイント解説その52


著書「沖縄列島改造論」  ポイント解説その52


那覇軍港返還後の跡利用として世界主要50ヶ国の食の殿堂と、47都道府県の食の殿堂

 この日米両政府が返還に合意していた那覇市の米軍那覇港湾施設 (那覇軍港)めぐり、那覇軍港の代替施設をつくることになっている。
 そこで、移設計画では、浦添市沖で、民間船舶の航行への影響が少ない北側を埋め立ててハンマー形状の代替施設をつくることになっている。 
 東シナ海に面し、波が激しいことから、工事前に新たな防波堤を建設することになっている。移設に関する県や那覇、浦添両市との協議で計画が了承されれば、政府は速やかに外務・防衛当局者による日米合同委員会で計画案を合意し、環境アセスメントに着手することになっている。
 いずれにせよ、那覇軍港の浦添地先への移設は今後、浦添市が計画している西海岸の公有水面埋め立てのことになるため、実際の那覇軍港の浦添地先への移設完了まではかなり時間を要することになる。
 
出典:著者石田三雄 発行:NPO法人近代史 日本の創造史懇話会

祖国復帰50周年の検証と2050年の沖縄の将来展望を内容とした著書「沖縄列島改造論」が発売になります。その中においては、大量輸送革命時代に対応した南北を縦貫する高速鉄道を、糸満市から西海岸を経て本部の海洋博記念公園までの約100キロを一時間で結ぶといった構想をはじめ、2050年の沖縄観光を3,000万人を目標に掲げ、関連する宿泊施設はもとよりさらには癒しと安らぎのある観光資源の開発など総合的に整備する構想が随所にかかげております。その1つとして、航空自衛隊那覇基地を嘉手納基地に移設し、その跡地に赤坂迎賓館、京都迎賓館に次ぐ第3番目の迎賓館を誘致するなど2050年までに19の巨大プロジェクトを推進することを具体的に提案した内容等を盛り込んでおります。
 
なお、「沖縄列島改造論」に関する内容を「各見出しの項目ごとにポイント解説」という形で月曜から金曜日まで毎日送信致しますので、ご期待ください。
 
「沖縄列島改造論」予約割引き特価受付中(9月1日から10月31日まで)
A5サイズ424ページ販売価格2.200円(税込)を2,000円に、さらに送料370円を無料にすることで合わせて570円の割引きとなります。本の申し込みは下記の通りでありますが、申し込み後、入金が確認された後、9月上旬より本を郵送することになります。


日米友好のシンボル・ポトマックの桜 12


 今日では、小さい子でも桜は英語でチェリーということを知っています。それを口に出すとき、その子たちは大人と同じように桜の花をまずイメージしています。実ではありません。夏に鬱蒼と葉を茂らせている桜の樹を頭に描くことは、まずありません。
 ここに紹介した4つの有名な歌は、日露戦争前後の6年間に作られています。それは当時の日本人の桜に対する感性と愛着を示しており、また平和の象徴としての桜のイメージが心の中に育っていたことを示しているように思えます。それは潔く身を捧げる男の姿を散りゆく桜に重ねようとする男の精神論と違ったものでありました。
出典:著者石田三雄 発行:NPO法人近代史日本の創造史懇話会

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