㊗祖国復帰50周年記念著書「沖縄列島改造論」ポイント解説その27 

沖縄タイムス論壇用原稿(シークヮーサーによる北部圏域の活性化)
その5
近年においては、大学や研究機関等においてシークヮーサーに関する研究開発により、「ノビレチン」には百グラム当たりの含有量は、温州ミカンの十倍以上と他の柑橘類に比べ、一段と多く脂肪燃焼肝機能強化、胚乳改善、認知機能改善、がん抑制効果があるとされており、国内外での需要が拡大傾向にある。杣山は、県土面積22万8千2百㌶のうち、約9万5千㌶が森林で構成されているが、明治39年、「沖縄県杣山特別処分規定」に基づいて各間切りに有償で払い下げられた約5万㌶の大半が北部地域に集中している。

祖国復帰50周年の検証と2050年の沖縄の将来展望を内容とした著書「沖縄列島改造論」が発売になります。その中においては、大量輸送革命時代に対応した南北を縦貫する高速鉄道を、糸満市から西海岸を経て本部の海洋博記念公園までの約100キロを一時間で結ぶといった構想をはじめ、2050年の沖縄観光を3,000万人を目標に掲げ、関連する宿泊施設はもとよりさらには癒しと安らぎのある観光資源の開発など総合的に整備する構想が随所にかかげております。その1つとして、航空自衛隊那覇基地を嘉手納基地に移設し、その跡地に赤坂迎賓館、京都迎賓館に次ぐ第3番目の迎賓館を誘致するなど2050年までに19の巨大プロジェクトを推進することを具体的に提案した内容等を盛り込んでおります。
 
なお、「沖縄列島改造論」に関する内容を「各見出しの項目ごとにポイント解説」という形で月曜から金曜日まで毎日送信致しますので、ご期待ください。

日米友好のシンボル・ポトマックの桜36

その後、大きな挫折をいくつも乗り越えて、ついに世界最初のバイオテクノロジー製品「タカジアスターゼ」をまず発明し、当時の制薬                                                                                                                                                                                                                                     トップのパーク・デイヴイス社を通じて市場に送り出し、つづいては助手上中啓三の絶妙な実験技術によって人類最初のホルモン「アドレナリン」を副腎から結晶として取り出し、世界を驚かせました。
 
      出典  著者:石田光雄  発行者:近代日本の創造史懇話会
 




 







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