㊗祖国復帰50周年記念著書「沖縄列島改造論」9月1日発売開始 ポイント解説その40

著書「沖縄列島改造論」   ポイント解説その40


④日比谷公園規模の西洋公園に整備

日比谷公園は、霞が関、有楽町、内幸町に隣接し、銀座にも近く、東京都心部に位置する都市公園で、日比谷公園何個分などと敷地面積の尺とされていることが多い円藍の主要な施設として、市政会館および日比谷の公会堂、大小の野外音楽堂、日比谷図書文化館(旧:東京都立日比谷図書館)、緑と水の市民のカレッジ、貸切結婚式場、フェリーチェガ-デン日比谷(旧公園資料館)、テニスコート、松元楼、売店などがある。また園内に生える多くの樹木と大小の花壇が四季折々の花と緑で都市生活者や観光客の目を楽しませている。
 日比谷公園の大音楽堂では、毎週水曜日と金曜日に警視庁音楽隊、東京都消防庁音楽隊による都民コンサートが12時から13時までの一時間あり、筆者も通産省や丸の内での取材の昼休みにはパンをかじりながら音楽隊の演奏にうっとりとした時間を過ごしたものである。

祖国復帰50周年の検証と2050年の沖縄の将来展望を内容とした著書「沖縄列島改造論」が発売になります。その中においては、大量輸送革命時代に対応した南北を縦貫する高速鉄道を、糸満市から西海岸を経て本部の海洋博記念公園までの約100キロを一時間で結ぶといった構想をはじめ、2050年の沖縄観光を3,000万人を目標に掲げ、関連する宿泊施設はもとよりさらには癒しと安らぎのある観光資源の開発など総合的に整備する構想が随所にかかげております。その1つとして、航空自衛隊那覇基地を嘉手納基地に移設し、その跡地に赤坂迎賓館、京都迎賓館に次ぐ第3番目の迎賓館を誘致するなど2050年までに19の巨大プロジェクトを推進することを具体的に提案した内容等を盛り込んでおります。
 
なお、「沖縄列島改造論」に関する内容を「各見出しの項目ごとにポイント解説」という形で月曜から金曜日まで毎日送信致しますので、ご期待ください。

「沖縄列島改造論」予約割引き特価受付中(9月1日から10月31日まで)
A5サイズ424ページ販売価格2.200円(税込)を2,000円に、さらに送料370円を無料にすることで合わせて570円の割引きとなります。本の申し込みは下記の通りでありますが、申し込み後、入金が確認された後、9月上旬より本を郵送することになります。


日米友好のシンボル・ポトマックの桜 12


 今日では、小さい子でも桜は英語でチェリーということを知っています。それを口に出すとき、その子たちは大人と同じように桜の花をまずイメージしています。実ではありません。夏に鬱蒼と葉を茂らせている佐倉の樹を頭に描くことは、まずありません。
 ここに紹介した4つの有名な歌は、日露戦争前後の6年間に作られています。それは当時の日本人の桜に対する感性と愛着を示しており、また平和の象徴としての桜のイメージが心の中に育っていたことを示しているように思えます。それは潔く身を捧げる男の姿を散りゆく桜に重ねようとする男の精神論と違ったものでありました。

出典:著者石田三雄 発行:NPO法人近代史日本の創造史懇話会


 

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