㊗祖国復帰50周年記念著書 「沖縄列島改造論」9月1日発売開始 ポイント解説その60

著書「沖縄列島改造論」  ポイント解説その60


沖縄における鉄道建設に向けての現状と課題その3

 内閣府や沖縄県においては、沖縄県における鉄軌道をはじめとする新たな公共交通システム導入に関する基礎調査が対象とするのは、標準規格の普通鉄道による建設費が過大であることから、AGT(自動案内軌条式旅客輸送システム)、HSST(磁気浮上リニアモーターカー)、鉄輸式リニアモーターカー、トラムトレイン(高規格の路面電車)、小型鉄道などであるが、これから百年の大計に基づいた長期展望に立てば、アジアのGDPが2050年には世界の50パーセント以上になるという予測もあり、このアジアの経済成長のエネルギーをアジアに最も近接している沖縄県に1国2制度等の政策により、観光客の大幅な増加や資本、技術、人材等沖縄に受け入れる政策により、飛躍的な発展が期待出来る。
 このような百年の大計の下での大量輸送革命に対するためには、標準規模の整備新幹線と同等の水準の鉄道を建設することである。

                                           沖縄2050政策研究会  代表 仲里嘉彦


祖国復帰50周年の検証と2050年の沖縄の将来展望を内容とした著書「沖縄列島改造論」が発売になります。その中においては、大量輸送革命時代に対応した南北を縦貫する高速鉄道を、糸満市から西海岸を経て本部の海洋博記念公園までの約100キロを一時間で結ぶといった構想をはじめ、2050年の沖縄観光を3,000万人を目標に掲げ、関連する宿泊施設はもとよりさらには癒しと安らぎのある観光資源の開発など総合的に整備する構想が随所にかかげております。その1つとして、航空自衛隊那覇基地を嘉手納基地に移設し、その跡地に赤坂迎賓館、京都迎賓館に次ぐ第3番目の迎賓館を誘致するなど2050年までに19の巨大プロジェクトを推進することを具体的に提案した内容等を盛り込んでおります。

なお、「沖縄列島改造論」に関する内容を「各見出しの項目ごとにポイント解説」という形で月曜から金曜日まで毎日送信致しますので、ご期待ください。

「沖縄列島改造論」予約割引き特価受付中(9月1日から10月31日まで)
A5サイズ424ページ販売価格2.200円(税込)を2,000円に、さらに送料370円を無料にすることで合わせて570円の割引きとなります。本の申し込みは下記の通りでありますが、申し込み後、入金が確認された後、9月上旬より本を郵送することになります。





日米友好のシンボル・ポトマックの桜 16

 ある伝記作者によると、ヘレンは「ワシントンが蚊のいる湿地、浮浪者の集まるところ、そして犯罪者の隠れ家だ」でと書いていたことがあり、首府のこの暗い部分を何としても変えたいと望んでいたようです。
 彼女は1900年4月から1904年の初めまで夫が総督でアあったフィリピン(当時米国の監督下)に在住していましたが、その地の植物や公園をこよなく愛し、彼女が1914年に書いた395ページの回想録の半分はフィリピン時代の4年間の出来事に溺ことに費やされ、同じ4年間の大統領夫人としての追想に割いたページはわずかだったということです。
 出典:著者 石田三雄 発行:NP0法人近代史日本の創造史懇話会

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