㊗祖国復帰50周年記念著書「沖縄列島改造論」  ポイント解説その24

シークヮーサーの振興は、国の北部振興事業化が必須条件

その③
このようなことから、シークヮーサーの基幹産業化については、その拠点産地となる杣山の大半が北部12市町村に位置していることもありますので、杣山を開墾して、そこをシークヮーサーの拠点産地と位置づけた振興策を提案しておりますので、どうか趣旨にご賛同を賜わりますようお願い申し上げる次第であります。

祖国復帰50周年の検証と2050年の沖縄の将来展望を内容とした著書「沖縄列島改造論」が発売になります。その中においては、大量輸送革命時代に対応した南北を縦貫する高速鉄道を、糸満市から西海岸を経て本部の海洋博記念公園までの約100キロを一時間で結ぶといった構想をはじめ、2050年の沖縄観光を3,000万人を目標に掲げ、関連する宿泊施設はもとよりさらには癒しと安らぎのある観光資源の開発など総合的に整備する構想が随所にかかげております。その1つとして、航空自衛隊那覇基地を嘉手納基地に移設し、その跡地に赤坂迎賓館、京都迎賓館に次ぐ第3番目の迎賓館を誘致するなど2050年までに19の巨大プロジェクトを推進することを具体的に提案した内容等を盛り込んでおります。
 

日米友好のシンボル・ポトマックの桜33

 タフト夫人は、桜苗がシアトルに到着したら担当官が受けとるでしょう。わが国の農務省がシアトルに出張所をもっており、そこに到着する品物はすべて監督しますので、そこからの安全な記者輸送も手配可能です。とおっしゃいました。私は重ねて貴殿の御厚意贈り物が将来ワシントンの美を生みだし、これから先、長い年月我々がそれを持つ喜びを共有できると確信します。
 奥様にくれぐれもよろしく、               かしこ
               エライザ・R・シッドモア(サイン)
 
                     出典  著者:石田三雄  発行者:近代日本の創造史懇話会




 


 
               


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