㊗祖国復帰50周年記念著書 「沖縄列島改造論」9月1日発売開始 ポイント解説その73

著書「沖縄列島改造論」    ポイント解説その73


沖縄における鉄道建設に向けての現状と課題その16


 

さらに、恩納バイパス以北から名護までの鉄道ルートについては、国道58号沿線の公有水面埋立や公有水面に高架による鉄道を敷設すれば、用地買収なしで整備することが可能となる。しかも海上から鉄道が通ることになれば、すばらしいロケーションの展望も可能となり、鉄道利用客の人気が高まり、それが鉄道利用者の増に結びつくことにもなる。また、海上鉄道を海峡鉄道と命名すれば、その知名度は一層高まるという効果を発揮するであろう。


祖国復帰50周年の検証と2050年の沖縄の将来展望を内容とした著書「沖縄列島改造論」が発売になります。その中においては、大量輸送革命時代に対応した南北を縦貫する高速鉄道を、糸満市から西海岸を経て本部の海洋博記念公園までの約100キロを一時間で結ぶといった構想をはじめ、2050年の沖縄観光を3,000万人を目標に掲げ、関連する宿泊施設はもとよりさらには癒しと安らぎのある観光資源の開発など総合的に整備する構想が随所にかかげております。その1つとして、航空自衛隊那覇基地を嘉手納基地に移設し、その跡地に赤坂迎賓館、京都迎賓館に次ぐ第3番目の迎賓館を誘致するなど2050年までに19の巨大プロジェクトを推進することを具体的に提案した内容等を盛り込んでおります。

なお、「沖縄列島改造論」に関する内容を「各見出しの項目ごとにポイント解説」という形で月曜から金曜日まで毎日送信致しますので、ご期待ください。

「沖縄列島改造論」予約割引き特価受付中(9月1日から10月31日まで)
A5サイズ424ページ販売価格2.200円(税込)を2,000円に、さらに送料370円を無料にすることで合わせて570円の割引きとなります。本の申し込みは下記の通りでありますが、申し込み後、入金が確認された後、9月上旬より本を郵送することになります。


日米友好のシンボル・ポトマックの桜26

驚くことに、ファーストレディになってわずか2ヶ月後、ヘレンは重い心臓発作で倒れてしまいました。大統領就任が3月4日だったのでこの発作は5月はじめころです。シッドモアさんが4月早々に行動を起こし、高峰さんとヘレンさんに動機があったこと、そして水野さんの平素の親米活動があればこそで、もしそのいずれかを欠いていたら、ワシントンの桜はどうなっていたか分かりません。幸いヘレンさんは2年後に回復し、夫ハワードより13年長生きして、ワシントンの自宅で82歳の天寿を全うしていますので、年々華やかになる桜並木を思う存分楽しんだことでしょう。

                    出典  著者:石田三雄  発行者:近代日本の創造史懇話会


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