㊗祖国復帰50周年記念著書「沖縄列島改造論」9月1日発売開始 ポイント解説その53
著書「沖縄列島改造論」 ポイント解説その53
那覇軍港の返還跡地利用とその周辺開発
那覇軍港の返還跡地を含めた地域の一体的な都市開発と、関連した国場川を連動した開発により、国際観光都市として、評価されるようなまちづくりを提唱するものである。国場川はラムサール条約に指定されてているが、そのラムサール条約とは、湿地の保存に関する国際条約であり、水鳥を植物連鎖の頂点とする湿地の保存に関する国際条約であり、水鳥を植物連鎖の頂点とする湿地の生態系を守る目的で、1971年2月2日に指定され、1975年12月21日に発行した。このようにラムサール条約では、湿地帯を保存し、渡り鳥等が飛来する生息環境を保存することを意味する。
祖国復帰50周年の検証と2050年の沖縄の将来展望を内容とした著書「沖縄列島改造論」が発売になります。その中においては、大量輸送革命時代に対応した南北を縦貫する高速鉄道を、糸満市から西海岸を経て本部の海洋博記念公園までの約100キロを一時間で結ぶといった構想をはじめ、2050年の沖縄観光を3,000万人を目標に掲げ、関連する宿泊施設はもとよりさらには癒しと安らぎのある観光資源の開発など総合的に整備する構想が随所にかかげております。その1つとして、航空自衛隊那覇基地を嘉手納基地に移設し、その跡地に赤坂迎賓館、京都迎賓館に次ぐ第3番目の迎賓館を誘致するなど2050年までに19の巨大プロジェクトを推進することを具体的に提案した内容等を盛り込んでおります。
なお、「沖縄列島改造論」に関する内容を「各見出しの項目ごとにポイント解説」という形で月曜から金曜日まで毎日送信致しますので、ご期待ください。
「沖縄列島改造論」予約割引き特価受付中(9月1日から10月31日まで)
A5サイズ424ページ販売価格2.200円(税込)を2,000円に、さらに送料370円を無料にすることで合わせて570円の割引きとなります。本の申し込みは下記の通りでありますが、申し込み後、入金が確認された後、9月上旬より本を郵送することになります。
日米友好のシンボル・ポトマックの桜 12
今日では、小さい子でも桜は英語でチェリーということを知っています。それを口に出すとき、その子たちは大人と同じように桜の花をまずイメージしています。実ではありません。夏に鬱蒼と葉を茂らせている桜の樹を頭に描くことは、まずありません。
ここに紹介した4つの有名な歌は、日露戦争前後の6年間に作られています。それは当時の日本人の桜に対する感性と愛着を示しており、また平和の象徴としての桜のイメージが心の中に育っていたことを示しているように思えます。それは潔く身を捧げる男の姿を散りゆく桜に重ねようとする男の精神論と違ったものでありました。
出典:著者石田三雄 発行:NPO法人近代史日本の創造史懇話会
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