医師会雑誌に掲載されました

2023年1月、北海道医師会の会員誌「北海道医報」の原稿執筆のお願いがやってきたことを以前ブログに書きました。

医師会会員誌

なんと順調に、「北海道医報4月号」に掲載されました。

ネットで皆さんも自由に読めます。

http://www.hokkaido.med.or.jp/medical_report/detail.php?eid=00027

上記の「会員のひろば」というコーナーです。

PDFはこちら。
http://www.hokkaido.med.or.jp/cmsdesigner/dlfile.php?entryname=medical_report&entryid=00027&fileid=00000279&/1255-26.pdf&disp=inline

1月に原稿を送ったあと何も指摘されることもなく、ブログに掲載した文章そのままです。
校正は「てにおは」の助詞の使い方の修正2カ所のみでした。
超暇な人はぜひ自分がブログに掲載したのと、本掲載の間違い探しをしてみてください。
(しかしこの校正のアドバイスをしてきた医師会の人はすごいと思います)

先日WHOであのような勧告が出たばかりですからインパクトは小さくなっちゃいましたね。
しかし1月に原稿を送った段階で何も言ってこなかったので、その時点で掲載は決まっていたのだと思います。

今回自分としてはかなりマイルドに書いたつもりですが、これで掲載されなかったら医師会を辞めるつもりでいました。
選挙になれば医師会は、自分が応援したくない人を応援しているし、うちのクリニックは健診もワクチン接種もやっていないので、正直医師会に入会しているメリットがないのです。

一匹狼のつもりでいたけど、突然の開業だったし不安もあったのでただただなんとなく医師会に所属していたという感じです。

それに先日ブログに厚生局の指導・監査の件について少し触れましたが、自分も開院してはじめの頃、一度個別指導がありました。
そのとき、医師会からも先生がやってきて立ち会うんですね。
指導・監査はなんとなく厚生局が医療機関をいじめる制度というイメージですが(先日ブログに書いたとおり以前自殺してしまった開業医がいます)、医師会の先生はどちらかと言えばこちらの味方になってくれるために、個別指導に同席するものと思っていました。
というかそのような情報でした。

しかし当日やってきた先生は、超高齢の、ちまたでは有名な先生なんだろうけども、金縁メガネかけて高級そうな靴履いてやってきた医師。
そして、こちらを援護してくれるのかと思いきや、逆につっこんでくる始末。

それから医師会に入っているメリットなんもないじゃんとずっと思い続けていました。
そして金縁メガネ医師が大嫌いになりました。
あれはハッキリ言って老害だわ。
今でもどこかの名誉院長やっているみたいですけど。

ちなみに個別指導では自費カルテも持ってきてくださいと言われたので一応持って行きました。
で、自費カルテを見ようとしたので、「自費カルテは見せる必要ありませんよね?」とこちらが言ったら、
「そうですね」と。
結局見せることなく終わりました。

個別指導は「保険診療における指導・監査」なので、自費分は指導を受ける筋合いもないし、見せる必要もないのです。

常にささやかな反抗を忘れない自分です。

話がかなり脱線しました。

今回掲載されましたが、「おかしなこと書くんじゃねぇ」とか、ワクチン教に洗脳された医療関係者から今のところ何も反応はありません。

掲載されなかったらされなかったで、「北海道医師会はこんなところだぞ」と皆さんにSNS等で大拡散をお願いしようと思っていましたが実現しませんでした。

正直自分の中では「不発弾」的な感じがあります…。

最後に一つだけニュースを紹介します。
皆さんもすでにご存じかと思いますが、「超過死亡」に関するニュースです。

22年の超過死亡、11万3千人 前年から倍増、コロナ影響か

この見出し、「コロナ影響か」じゃなくて「コロナワクチン影響か」の間違いかと思いますが。
コロナでそんなに死んでないですよ。

しかしこの記事にいかにも悩んでいる風な人物の写真がありますが(脇田隆字氏)
「なぜこんなに人が死んでいるんだ」
などと真剣に考えてるわけではないですよ。

「ワクチンが原因ではないというストーリーをどう組み立てるか」
について真剣に考えている写真だと思います。
それか古畑任三郎気取りの写真か。

議論に「ワクチンの影響の可能性」が少しも出てこないのが本当におかしいですよね。

最後の最後にもう一個だけニュースを。

米J&J、1.2兆円の和解案を提示 ベビーパウダー訴訟

実はこれ大分前にニュースになっていました。
訴えられているのでアメリカでの販売は中止するって。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は非を認めていないけど、1兆2000億円の和解金を払いということは認めたようなものです。

さて、大事なのは、数年前に販売中止になったのは「米国とカナダだけ」ということ。
他の国では販売が継続され続けているのです。
もちろん在庫処分場で有名な日本も。

当時のニュースです。

「タルク」使うベビーパウダー、国内では販売継続 J&J日本法人「安全性に確固たる自信」

裁判になって負けてしまったら、主力製品の販売が全世界で中止になる可能性があります。
だから米国内では和解に持ち込んだと自分は受け止めていますが。

「過ちを認めるものではなく、弊社がこれまでとってきたタルク粉製品は安全であるという立場を変えたということでもない」と強調しているようですが、そりゃそうコメントするしかないでしょう。
他の国ではバンバン売り続けているんですから。
それにこれからもドンドン買ってもらわないといけないんですから。

本当どこに罠があるかわからないですね。

無駄に医療機関の食いものにされないように、自分でできるケアなど役にたちそうな情報を大公開していきます。