あえてグルタチオン
今回はあえて「グルタチオンの効果・効能」を書きたいと思います。
あっ、ケンカ売ってませんよ。赤字で強調してますけど。
保険薬の「グルタチオン」についてです。
つまり「国が認めている効果・効能」です。
処方薬、注射薬ともに「タチオン」という名前で販売されています。
添付文書をぜひみてみてください。
まず内服の「効能・効果」は、
薬物中毒、アセトン血性嘔吐症(自家中毒、周期性嘔吐症)、金属中毒、妊娠悪阻、妊娠高血圧症候群
となっています。
次に注射薬の添付文書にあるものです。
注射用の「効能・効果」は
① 薬物中毒、アセトン血性嘔吐症(自家中毒、周期性嘔吐症)
② 慢性肝疾患における肝機能の改善
③ 急性湿疹、慢性湿疹、皮膚炎、じんま疹、リール黒皮症、肝斑、炎症後の色素沈着
④ 妊娠悪阻、妊娠高血圧症候群
⑤ 角膜損傷の治癒促進
⑥ 放射線療法による白血球減少症、放射線宿酔、放射線による口腔粘膜の炎症
となっています。
本当に多彩な効果がありますね。
毒だらけの現代社会においては、グルタチオンが本当に役に立ちそうです。
というか、毒だらけの現代社会だからこそ、グルタチオンを消費してしまっている可能性があります。
しかも年齢とともに体内で産生されるグルタチオン量は減りますから。
上記が『国がお墨付きを与えているグルタチオンの「効能・効果」』です。
ついでに添付文書に書かれている「薬理作用」の部分をみていきましょう。
まずはグルタチオン錠・散です。
・グルタチオンは、ラットのメチル水銀中毒、ヒトの鉛中毒、ヒトの有機燐剤中毒、マウス及びラットの亜硫酸ガス中毒を改善する。
注射用のグルタチオンに書いてある「薬理作用」です。
1)中毒
グルタチオンは、ラットのメチル水銀中毒、ヒトの鉛中毒、ヒトの有機燐剤中毒、マウス及びラットの亜硫酸ガス中毒を改善する。
(2)肝障害に対する作用
グルタチオンは、ラットの四塩化炭素肝障害及びエチオナミド脂肝を改善し、マウスのアセトアミノフェン肝障害及び家兎のハローセン肝障害を改善することが報告されている。
(3)放射線障害に対する効果
グルタチオンは、マウス及びラットにおいて放射線障害を防止する。
(4)皮膚障害に対する作用
グルタチオンは、in vitroにおいてヒスタミン遊離を抑制し、家兎の実験的皮膚炎を改善する。また、in vitroにおいて、メラニン生成阻害作用が報告されている。
(5)眼障害に対する作用
グルタチオンは家兎のアレルギー性角膜炎を改善することが報告されている。
メラニン生成阻害とか、女性がとても気になることも書かれていますね。
そして、内服の効・果効能に「妊娠悪阻、妊娠高血圧症候群」と書いてあるように、妊婦さんでも内服できるほど安全性が高いものです。
そもそも添付文書を見てもらえればわかると思いますが、添付文書が1ページとちょっとしかないのです。
比較のために、ストロメクトール(イベルメクチン)の添付文書をみてみてください。
https://www.maruho.co.jp/medical/pdf/products/stromectol/stromectol_te.pdf
文字数が圧倒的に異なりますね。
それくらいグルタチオンは安全性は高いし、しかも国がちゃんと認めた効果効能がたくさんあるのです。
ただ、内服の「タチオン錠」で気になるところがあります。
添加剤のところに「酸化チタン」「タルク」があるのですね。
酸化チタンについては発がん性が懸念されています。
国際がん研究機関(IRAC)や世界保健機関など、多くの機関や専門家が酸化チタンの発がん性を指摘しており、特にアメリカの癌学会では、もっとも発がん性の高い5つの物質の一つとして酸化チタンをあげています。
また不妊・妊娠合併症、認知症との関連を示唆する動物実験も報告されています。
ただ酸化チタンの毒性は「吸入」の場合に特に要注意で、経口摂取による毒性はそれほど高くないとされています。
とはいえ、タチオン錠を大量に摂取する気にはなりませんね…。
ちなみに身の回りではホワイトチョコレートや、日焼け止めなどにも使用されています。
そして「タルク」です。
タルクについては以前にブログで紹介しています。
どちらも後半の方に書いてあります。
ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J社)のベビーパウダーにタルクが含まれていた問題で、卵巣がんを引き起こしたとして損害賠償を求める裁判がおこなわれていました。
結局、ジョンソン・エンド・ジョンソンは1兆2000億円の和解金を払うことになったのです。
しかもタルク入りベビーパウダーは、アメリカとカナダでだけ販売中止して(2020年5月から)、その他の国では販売継続です。
もちろん日本でも販売されています。
これも日本が在庫処分場のひとつとなっています。
たとえ微量でも、やはりそんな「タルク」が含まれたタチオン錠をたくさん飲む気にはなれませんね。
ですからこんな時は、サプリメントを勧めているのです。
本当に品質の良いサプリは、そのような危険性のあるものは使用していません。
保存などの管理も厳格に規定されています。
より安全に、自分でできるケアの方法をこれまで自分は紹介してきました。
わざわざ医療機関に行かなくなってケアできます。
医療機関に行けば余計なことされたり、不安にさせられたりしますしね。
最後に、保険薬のタチオンの添付文書に書いてある「臨床成績」を紹介します。
まず内服のタチオンです。
注射薬のタチオンの臨床成績です。
有効率、すごくないですか?
そりゃサプリメントのグルタチオンでも効果を実感しやすいはずです。
最後に、つい先日こんなニュースがありました。
ミトコンドリアに直接コエンザイムを届けて肝障害克服 北大がカプセル開発
コロナ騒動でカロナール(アセトアミノフェン)を内服した人はいっぱいいると思いますが、肝障害の治療として、コエンザイムQ10を小さなカプセルにしてミトコンドリア内部に直に送り込むというアイデアを思いついたそうです。
実はこのニュース、「グルタチオン」というキーワードも出てくるんですね。
『(アセトアミノフェンを)服用すると肝臓で毒性代謝物に変換されるが、通常はグルタチオンという抗酸化物質によって解毒される。ただ、長期服用によりグルタチオンが処理能力を超えると毒性代謝物がミトコンドリアに作用し、活性酸素を作って細胞死を誘発、肝臓に障害を引き起こす。』
今回北大は
「ミトコンドリアの活性酸素を作る働きを阻害するコエンザイムQ10を肝臓に届ける方法」
を見つけたらしいですが、だったらグルタチオンでもいいんじゃね?という話です。
実際にグルタチオン内服で肝機能が改善した例は複数経験しています。
「グルタチオンが処理能力を超えると毒性代謝物がミトコンドリアに作用」すると書かれているのですから。
その処理能力を補ってあげればいい話です。
でももちろんコエンザイムQ10はミトコンドリア機能のためには欠かせないものですから、コエンザイムQ10も補充できたら補充した方が良いです。
特にコレステロール低下薬のスタチン系を飲まれている方は、コエンザイムQ10が枯渇していますから、よりミトコンドリア機能に影響を与えてしまいます。
というかアセトアミノフェンを飲む前からミトコンドリア機能が低下しています。
ということで、「グルタチオン」は安全性が高い上に、体にとってはとっても重要な物質であることは間違いありません。
そして毒が多い現代社会、そして酸化物質がたまってしまっている現代人にとっては必須の物質です。
ましてや今回の遺伝子注射では接種者には相当な酸化物質がたまっているはずです。
接種者の中には「急に老け込んだ」ように見える方もいますね。
こういうところにもグルタチオンの過剰な消費・枯渇が関係していそうです。
無駄に医療機関の食いものにされないように、自分でできるケアなど役にたちそうな情報を大公開していきます。