医師会会員誌

さて先日、北海道医師会の会員誌「北海道医報」の原稿執筆のお願いがやってきました。
あっ、別に自分が偉いからとかとか物知りだからとか権威があるからとか立派な肩書きがあるからとかじゃなくて、自由なテーマで書くことができるコーナーがあって、多分あまり原稿が集まらないから順番的に回ってきたのかなという感じです。

テーマは自由だから、医療のことを書いている先生もいるし、趣味のことを書いている先生もいるし、本当に多種多様な内容です。
ちなみに北海道医報のバックナンバーは誰でもネット上からみれるようです。

で、今の自分に原稿書いてくれときたら、もう書くことは決まっていますよね。
たぶん北海道医師会の担当の人は自分がどういう考えを持っているかわからずに依頼してきたのだろうけど。

今までにもこういう執筆依頼は数年に1回くらいきていたのですが、無視してました。
正直面倒だったから…。
書こうとは思っていたけど、いつの間にか期限切れちゃってとかだったので放っておいていました。
医師会の方すみません。

今回たまたままた自分のところに依頼がきたものだから、早速だーっと書いちゃいましたよ。
昔は「筆が止まらない」と言いましたけど、今の時代はパソコンだから「指が止まらない」とでも表現するのでしょうか。なんか気持ち悪いけど。
しかし内容が内容なだけに、本当に提出するかどうかは後で考えようと思って。
でも結局あまり考えずさっき担当者に送信してしまいました。
載っても載らなくてもどうでもいいやと思って。

ちなみに医師会の会報ですから、投稿している先生方の書かれている内容はもちろんあっち側の系統が多く、ワクチンの接種で抗体価がどう変化したかだとか、どうやってワクチン接種を効率よくすすめたかだとかだったりします。
そこで自分が書いた内容は真反対であり明らかにケンカを売るようなもの。
かなりヤバいかもね。
ほんとに掲載されてしまったら、ワクチン推進者の先生から苦情の電話がいっぱい来そう。
不幸の手紙とかね。
ちょっとビクビクしてます。
掲載されるとしたら4月号以降の予定とのことで、それまですぐに夜逃げできるよう準備しときます。

さて、ほんとに掲載されるかどうかわかりませんが、一足早く皆さんに書いた原稿をお見せしちゃいます。
掲載されるとしたら修正等あるかもしれませんが。
あるいは幻の原稿になるかもしれないものです。
真面目風に長く書いたものだから読みづらいかもです。

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「一度立ち止まる時期では」

2022年末よりコロナ感染者が急増し、「コロナ死者数が最多」というニュースが更新され続けた。犠牲になっているのは主に高齢者である。3回目接種率を有に90%を越えている高齢者において、しかも(いつのまにか)追加接種率が世界一位になっている日本において、感染者が爆発的に増え、結局コロナ感染をきっかけに死亡者(主に高齢者)が増えているのである。「ワクチンは切り札」と言われてきたことは本当なのだろうか。
ワクチンは健康な人に打つものであるから、副作用は最小限でなければならないし、ワクチンの意義はその感染症を防ぐ、あるいは重症化を防ぐだけではなく、最終的には健康を維持し「その人の寿命を全うさせる」こともある。感染症だけをみていれば良いというわけではないのである。しかし蓋を開けてみれば、追加接種しても結局は「コロナ死が最多」「感染者急増」なのである。
厚労省は突然感染者接種歴の公表をやめたため、我々一般国民は正確なデータすら教えてもらえず自分で考察することもできなくなってしまった。全員の接種歴がわからずとも、わかる範囲で公表するだけでもそれなりの利用価値のあるデータになると思われるが。
海外の有名科学誌・メディアだけでなく、日本の某有名週刊誌および一部メディアもついにワクチンの負の部分について報道し始めた。特に「3回以上接種した人の方が未接種者より感染率が高くなる」と、「Nature」や「Cell」に掲載された論文を元に米国紙の「ウォール・ストリート・ジャーナル」で紹介された。またウイルス学の世界的権威であるポール・オフィット氏(FDAワクチン諮問委員会のメンバーでもある)も、米国「TIME」誌において「追加接種することは負けゲーム」と表現し、さらにNEJMにおいても抗原原罪の問題に触れ「ブ―スター接種を再考する時期がきた」と述べている。しかし未だに、特に日本においてはワクチンに慎重である立場を取ることは変態扱いである。当初から慎重論を唱えていた者は、超変態扱い、異常者扱い、陰謀論者扱いされてきた。議論をすることすらできないことが続いているのである。
実臨床をおこなっていると、世間でワクチン接種が始まってから、原因不明の湿疹、突然の脳卒中、歩行障害などの神経障害、急激な認知機能低下、急速な癌の進行、血圧上昇、不整脈などの心臓循環器疾患、あるいは死亡も、例年に比べて増えていることを実感する。若年者においても、学校に行けなくなった子供たちも複数いる。接種後に起きた不調によって病院に受診しても異常なしとされ、複数の診療科をたらい回しにされたあげく、最終的には心の問題とされて精神科受診を勧められ、さらに患者さんを傷つける、という事態も起きている。
得体の知れない感染症という恐怖からワクチン接種が強く推奨され、普段ワクチン接種業務をしていない医師や、ワクチン接種とはほど遠い診療科の医師までもワクチン接種業務をおこなってきた。「ワクチン」についてどこまで知っているのであろうか。ワクチンといえど立派な医療行為である。自分がおこなった医療行為で問題が起きた場合、責任を取る覚悟でおこなっているのだろうか。人類史上初めてのワクチンであり、副作用に対してどう対応するか未知なのにである。
ウイルスを地球上から撲滅することなんてできるわけがないのである。最初から共存の道を探るしかないのである。当初「ワクチンがすべて解決する」という風潮で接種が強く推奨されていたが、癌ですら克服できていない現代医学において、ワクチンがすべてを解決するというのはあまりにもおごり高ぶりすぎた考えではないだろうか。
またワクチン接種によって「集団免疫」を獲得しコロナを克服するとも説明されていた。果たして、ワクチン接種によって集団免疫は本当に得られたのだろうか?3回目4回目接種をしても、道内の病院で100人~200人規模のクラスターが起きていたが。そしてさらに世間では「死亡者が最多」であるが。いつの間にかメディアに出ている専門家の口からは「集団免疫」という言葉は聞くことはなくなった。
現在厚労省には1900件以上の接種後死亡が報告されている。ほぼすべてが「評価不能」の判定であり、病理解剖されたケースですらすべて因果関係は認められていない。まるで科学が完全否定されているようである。原稿を書いている1月25日時点で報告されている接種後死亡は1,967件、うち因果関係が否定されたケースはたったの11件であり、残りの1,900件以上は「評価不能」の判定で宙に浮いたままである。つまり白と黒とも判断されていない。しかしワクチン接種後死亡がここまで報告されたことは人類史上これまでになかったことであり、ワクチン推奨の立場である医師もこの現実に目をつぶってばかりではいけないのではないだろうか。
いささか遅すぎる感もあるが、一度立ち止まって再考する時期ではないかと思う。

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医療者界隈では「副反応」と書くのがならわしみたいになっちゃっていますけど、「副作用」にしときました。
ささやかな主張です。

医師会会員誌にこんな文章を寄稿するなんてやっぱりヤバいですかね?
でもその反応も楽しみではあるけれど。

まあ何の反応もなくて、ただただ「変態」のレッテルが強くなるだけという可能性の方が高いけれどね。

まずは医師会自体がどう対応するか見ものです。

無駄に医療機関の食いものにされないように、自分でできるケアなど役にたちそうな情報を大公開していきます。