抗がん剤とシェディング隠し?

先日ちょっと気になるニュースがありました。

抗がん剤の小児がん患者家族への曝露リスク「医療従事者と比べると対策不十分」…ベッドの柵などに成分

小児がん患者に投与された抗がん剤成分、付き添い家族の尿から検出…尿や汗介し吸収か

抗癌剤自体は猛毒であり、その抗癌剤を投与された患者さんからの排泄物等に注意しなければならないのは以前からいわれていることです。
医療従事者としては当然知っていることです(でも知らない人も多いのかも)
ですから、「何を今さら…」というニュースなのです。

しかし、抗癌剤を投与されている患者さんのご家族は、汗や排泄物等に注意しなければないことを知っている方は意外と少ないのではないでしょうか。
ですからこのニュースには意義はあるのですが、なぜ「小児がん患者」さんだけのニュースにしているのでしょう。

高齢者の癌患者さんにも同じく言えることですし、なんなら高齢者の癌患者さんの方が圧倒的に多いです。
抗癌剤投与を受けていて、介護が必要な患者さんがいる家族にこそもっと強く周知徹底しなければならない情報です。
抗がん剤投与患者さんのオムツの処理とか、他の人と同じような扱いではいけないのです。その点を理解している介護職の人はどれくらいいるのでしょうか。

「抗癌剤は猛毒」と書きましたが、こう書くと西洋医学一辺倒の人からしたらトンデモ医に思われることでしょう。
自分は抗癌剤は100%否定しているわけではありません。
あまりにも勢いのある癌の場合など、それこそ猛毒の抗癌剤で対応しなければならないケースもあると思っています。
投与量や投与期間はプロトコル通りで良いかは別ですが。
やるにしても身長・体重・検査値で量を調整するだけでなく、「その人の日々の体力」に合わせてこまめに調整すべきだと思っています。
そしてやるなら最低限の量でです。
(そんなふうに調整してくれる病院なんてないんですけどね)

「抗癌剤は猛毒」であることは事実で間違いありません。
https://tokyobay-mc.jp/tbmc_blog/web08_77/

上記サイトにある医療従事者の格好を見てください。
厳重な格好をしていますね。
そして薬剤師さんは危険なものを取り扱う機器の中で調合しています。
気化したものを吸い込んだり、皮膚・粘膜に触れると危険だからです。

抗癌剤を普通の薬のように説明する医者がいますが、「抗癌剤って猛毒ですよね?」って聞いてみましょう。
「そんなことないよ」とか適当なことをいう医者がいたら、「じゃあ先生は抗癌剤を素手で触れますか?」と言ってやりましょう。

ちょびっと触れるだけでも危険なものなのです。
だからあんなに厳重な格好をしているのです。

抗がん薬曝露の危険性と日本の現状

ここにも記載の通り、抗癌剤の一部は国際がん研究機構(International Agency for Research on Cancer:IARC)における発がんリスク、グループ1「ヒトに対して発がん性があるもの」に分類されているものもあるのです。
抗がん剤といいながら、発がん性のあるものなのです。
治療しているつもりが逆に癌を発症させる可能性があるといわれるゆえんですね。
グループ2A「ヒトに対しておそらく発がん性があるもの」の中にもよく使われる抗癌剤の名前が含まれています。

この記事は結構興味深いことが書いてあります。
2001年の調査においては、抗がん薬の職業性曝露を認識していた看護師はたったの約61%だったとのことです。
毒であることをちゃんと認識せず抗癌剤を扱っていたようです。
おそろしい。
それこそ仕事によって健康被害を起こした看護師さんも結構いたのではないでしょうか。
その場で急性の症状が出れば気づきやすいですけど、発癌など時間たってからの健康被害は仕事が原因で発癌したとは疑うことができないかもしれませんね…。
ただただ年取ったから発癌したとか、若い年なのに運悪く発癌したとかで片付けられてしまうのではないでしょうか。

その後2012年の調査では、抗がん薬の職業性曝露を認知している看護師は98.8%だったとのこと。
本当良かった。
でもわずかでが認識していない看護師もいるようで…。
医療のプロとして不安です。

そして特に興味深いのがここからです。
2008年に病院の外来化学療法部門の看護師を対象に調査した結果で、
「97%の看護師は抗がん薬取扱いによる曝露を認知していましたが、家族への曝露防止の必要性について患者や家族に指導している病院は半数でした。」
とのこと。

猛毒であることを知っているのに、半数は患者さんや家族にはちゃんと説明していないのです。日常生活での注意点をちゃんと説明していないのです。

あまりにもひどくないですか??

指導していない理由として「患者や家族の心情を察し、説明の仕方に戸惑う」という内容が多く挙げられているとのことです。
いやいや、そんなの理由になっていない。
ただの言い訳です。

毒は毒なのですから日常生活で十分注意しなければならないのです。
看護師は自分たちだけ毒だと認識してちゃんと対策しといて、家族にアドバイスしないのはどうなのでしょうか。
というか、看護師だけでなく医者がまず説明しなければなりません
医者は患者さん家族に日常生活での注意点をちゃんと説明しているのでしょうか?
投与を決めるのは医師なのですから、医師がまずちゃんと説明しなければならないでしょう。

たぶんちゃんと説明すると、患者さんや家族に「そんなに猛毒なのかぁ…」と思われて、抗癌剤をやらないという患者さんが増えてしまうから、説明は曖昧にしているのではないでしょうか?
そういう部分もあるかと思います。
あるいは猛毒を投与しているという後ろめたさみたいなのもあるのでしょうか。

「患者や家族の心情を察し…」って人のせいにすんなよ。
毒は毒なのだからちゃんと説明すべきです。
患者さんの事を心から思うのなら、それをサポートする家族だって大事なのです。
家族が潰れたらどうにもならないのですから。
ですから本気で患者さんや家族のことを思うのならちゃんと説明すべきなのです。

「抗癌剤曝露で家族も病気になってくれたらまたお客さんが増える」
なんて思っているわけではないと思いますが、そういうことをしているのと同じです。

あ~腹立たしい。プンプン。
って自分はそんなかわいく怒りませんけど。

さて患者さんが抗癌剤を受ける場合、良識ある病院ではちゃんと説明しています。
説明がなかったときはもうその場で病院かえた方がいいです。

例として以下のような説明があります。

抗がん剤治療中の患者さん、ご家族(介護者)の方へ抗がん剤治療中における生活上の注意事項

抗がん剤治療を受けられる患者さん、ご家族の方へ

子供へは口移しで食べさせないようにとか、おむつ等は二重の袋に入れて密閉して捨てるようにとか、子供より先にお風呂に入る場合にはお風呂の水を交換するようにとか、患者さんとご家族の洗濯物は分けて洗濯するようにとか、かなり物騒なことが書かれています。

それだけ「毒」ってことなのです。
毒を入れられた体からは「毒」が出てくるのです。

さて一番最初にあげたニュースの題名には、「尿や汗介し吸収か」なんて書かれていますね。
「尿や汗介し吸収か」なんてまだ解明されていないような書き方ですけど、「尿や汗介し吸収」なんです。
最後の「か」の文字はいりません。
なんなら「呼気」も含まれています。

上記にあげた物騒な格好をした医療従事者が映っているサイトには、「呼吸や汗に含まれる量はごく僅か」と書かれています。

「ごく僅か」であろうと毒は毒です。
呼気から毒が出ているのは間違いありません。

毒を入れた体からは毒が出てくるのです。
体から出てくるものあらゆるものに毒が含まれています。
人として解毒作用のひとつなのですから当然です。
汗、おしっこ、うんち、呼気などなど、体から出てくるものはすべて取扱注意です。

これ、シェディングと同じじゃないですか?

汗にスパイクタンパクが含まれていることは、高知大皮膚科の佐野教授がちゃんと論文に発表しています。
なんならワクチン接種後に皮膚症状に苦しむ患者さんの裁判にも協力されているそうで本当にすごい。それだけ研究結果に自信があるということです。

新型コロナワクチン接種者の排泄物でシェディングを強く受けることもたびたび経験しています。
尿臭が強くある認知症患者さんの部屋で、看護師さんの咳が止まらなくなったこともありました。
臭いから咳が出たのではなく、明らかにシェディングです。
これまでも尿臭のある部屋なんて何度も経験していますが、咳が止まらなくなったことは一度もありませんでしたから。
すべて「ワクチン接種後」の話です。

シェディングに関するブログはこれまでたくさん書いてきましたけど、明らかに症状が出るのです。
湿疹、口内炎、出血、ものもらい、脱毛等、端から見てもちゃんと目に見えるわかりやすい症状だってあるのです。
いまだに気づいていない人も多いのだろうけど。
しかし気づく人も日々増えています。
これからますますシェディングの害がはっきりしてくるのではないでしょうか。
ニオイが強烈になってきているケースもあり、また新たにシェディングを感じる人も増えてきています。

今回の記事、そんな新型コロナワクチンによるシェディング被害から目をそらさせるための記事?とも思いましたが、この記事によって原因物質は何であれ「シェディングというものが存在する」ことの証になったのではないでしょうか。

体に毒が入ればそれが排出されるのは自然の摂理です。
一部は毒を貯め込んじゃう人もいますけど。
あるいは遺伝子に組み込まれてしまったら毒を作り続けてしまうこともあるでしょう。

抗がん剤であろうと、新型コロナワクチン(確実に毒。特にスパイクタンパクは毒でしかありません)であろうと、毒が体に入ってきたら、汗、呼気、おしっこ、うんちに悪いものが出てくるということです。

今の世の中、抗がん剤を取り扱う医療従事者の格好をしないと自分の身は守れないのかもしれません。
シェディングを受ける方はその気持ちが良くわかるのではないでしょうか。

しかし、新型コロナワクチンによって癌も増えているといわれていますし、当然ワクチン打った人は西洋医学万歳の人たちですから抗がん剤も疑いなく受け入れていることでしょう。
スパイクタンパクも出てくるわ抗がん剤の悪い成分もでてくるわで、なんだかなぁという感じです。

排気ガスとか環境中の有害物質のこととかはよく議論されますけど、体から出てくる有害物質の研究もちゃんとやってほしいものです。
科学が進歩しているというのならね。

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