クリエイティブへの投資
多分大手以外はCD出すたびに赤字だと思うんだよね。
よく知らんけど、ブックレット作ったりCDの印刷だったりイベント参加費だったり搬入費だったりで結構持っていかれて、100枚程度じゃ赤なんじゃないかな？
本当にこの辺はよくわからんけど。
正直中堅あたりのサークルってなんで即売会参加してるの？
「東方が好きだから」
そう答えるだろう。
でも別に「即売会に参加しなければ東方好きではない」ということの因果はない。
これとか見てもらえばわかるけど、この人「絶対に東方好き」じゃん。
じゃあ即売会に参加してるか？多分してない（ちゃんと調べてないけど）
東方好きであることと即売会への参加は関係ない。
要は君たちは「ノリで」「何となく」即売会に足を運んで、搬入費だのイベント参加費だの「君たちの曲を聴いてもらうのには関係ない費用」を払っているのだ。
その金で動画作ったほうが多くの人に聴いてもらえると思わない？
UU
今や当たり前？かもしれないが、UUとはユニークユーザーのことである。
例えばCDが100枚売れたとする。しかし1人が100枚買ってたらUUは1である。
逆に全てが1人1枚の頒布だとしたらUUは100である。
さて、君のサークルのUUは？
それは「CDを買った人数」である。
※ここではCDの貸し借りは考慮しない。なぜなら貸し借りでしか聴かない人はYouTubeで聴くのと同列に考えて差し支えないからだ。
何人の参加者が君のサークルに並んで、何人の参加者がCDを買った？新譜と旧譜合わせて何種類？
サークルによるけどせいぜい百数十人とかでしょ？
それって搬入費とかCD制作費とかイベント参加費を動画制作に当てて、フル尺MV公開したほうが多くの人に見てもらえるんじゃない？
CDで百数十人ってそこそこすごいけど、YouTubeだと300再生とかしょぼく見えるじゃん。
でもしょぼく見える300再生の方が多くの人に聴いてもらえてる可能性が高い。
でも「同人で」「東方が好き」ならそっちの方がよくない？聴いてもらえる方がよくない？ワンチャンバズったら大勝利じゃん。
CDは絶対にバズらないよ。
クリエイティブに金を使え
なら別に販売はBOOTHだけとかにしといて、即売会への参加費と搬入費を1年くらい溜め込めば簡単な動画にはできるんじゃない？
ライブとかじゃあるまいし、クリエイティブに関係ないところにお金払ってるのアホくさくない？
しかもそれが最先端の何かならともかく、即売会とかいう閉じた空間でCDとかいう化石メディアとか意味分からなくない？
ただ自分にも事情はわかる。
「動画にするとほぼ0円バックだが、CDにすればいくらかの金銭的なバックがある」
これしかない。
そうじゃないならフルで公開すればいい。
もう5年前の動画だが、静止画フルアルバム公開で440万再生を記録している動画もある
あとは「例大祭でわちゃわちゃしたい」とか「例大祭に行かないと東方サークルとして…」とかみたいなどうでも良い界隈意識()なのだろう。
いらんから、それ。
とりあえず曲を聴いてもらうことに注力したほうが「同人」としてやりがいあるんじゃないかな？
なんでCDにこだわってるか、もう一度考えてみて。
ゴリゴリの動画を作れなんて言ってない。
またボカロでごめんなのだが、
これを作るのは無理だと思う。さすがに。
一般的な金銭感覚では割に合ってない気がする。
東方で言えば「月に叢雲華に風」とかやりすぎ感ある
シンプルな動画でも当たれば伸びる。
例えば1億再生越えた「グッバイ宣言」なんかはかなりシンプルである。
シンプルだからこそのセンスは重要なので、シンプル＝簡単という話ではない。
ちなみにグッバイ宣言はあたりすぎてコミカライズするらしい。何を？って感じだけど。
もう一度問います
あなたは何で東方アレンジをやってるんですか。
CD文化を後世へ伝えるためですか？即売会のイベント参加費を払うためですか？CD売上で少しでも安く東方アレンジを作るためですか？
違うでしょ。自分たちが好きな音楽をやって、それを聴いてもらいたいからでしょ？
なんで「最も聴いてもらえる方法」を採らないわけ？
即売会出展しなくてハブられるような界隈、どうせ未来ないから好きにやったほうがいいよ。
君の演奏、アレンジ、歌、発想をより多くの人に聴いてもらう手段は、動画なのかCDなのかは一度考えてみてほしい。
終わり。
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