わたしの着物修行 11

実家から、母が若い頃にやっていた和の習い事の発表会などで着たという着物、帯。母の嫁入り支度で誂えた着物、帯。父方の祖母の形見分けで母がもらったという着物、わたしが成人式で着た振袖などを持ち帰りました。全部たとう紙に包まれており中身は見ずに持ってきましたので、何が出てくるんだろー❗️と超ワクワクします。

が、まだまだ知識経験が浅いわたしです。世の中そんなに甘くなかったです。

まず、ずっと桐タンスにしまわれていたものの、ろくすっぽお手入れされていなかった着物達。

もう胴裏がシミシミで、手に取るのもコワイ😨特に私が成人式で着た振袖は、母も若い頃に着ていた半世紀前もの。しかも母が着た後に特にお直しなどせず私が着たので、綺麗に見えていた生地も弱っていたのか?私の歩き方が雑だったのか?八掛の裾が擦り切れてしまい母意気消沈。(すごくがっかりしていたのを覚えています)もう誰も着れないわとクリーニングもせずにしまっていたらしく大変なことになっていました。私の娘がもうじき成人式なので親子三代で着れたら素敵!と妄想していましたが、これは無理そう😢

次。

しつけが付いたままのウールのアンサンブル。きれいだし普段着によいかもーと羽織ると、袖が短過ぎてツンツルテンもいいとこ。昔は裄は短く仕立てたそうですね。肩の縫い目を触るとあまり縫い込みもなく裄出しも出来るか?そもそもコストかける?という感じです。(これは半幅帯にしようか検討中です。)

その他、羽織や付下げなどありましたが、小さ過ぎたりシミがすごくて、どうにもならないし、どうにかしたくもならないモノ多数。・・の中に、いくつか救い出せるのもあり、お直しに出すことにしました。

そう、着付け教室で会ったおばさまが熱く語っていた着物屋さんMです。

次はお直しから始まる、着物屋さんMとのお付き合い編です。



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