見出し画像

わたしの着物修行 その1

よくネットなどで、

着物を着たいけど、着ていく場所がない

という言葉を目にします。

そうですよね。着物女子が増えてるって記事はたまに目にしますが、夏のお祭り以外、どのへんが?てくらい見ないです。

今年はお祭りも無かったので、夏の浴衣姿もたまーに、浴衣でお出かけとかデート?みたいなお嬢さんを見かけたかな。それでも、あ、着てる❤️と勝手に心の中で嬉しくなりました。

なんて、私もまだまだ修行中で偉そうなことは言えないですが、折角持ってる着物達を着たいので、なんとか日常に着物を取り入れたいと思っているところです。

興味はあるけど着物屋さんが怖くて手が出せない、着付け教室であれこれ買わされそうで怖い、着物を着たいけど着ていくところもないし、という声をよく聞きますが、本当にそう思います。

かなり最初の方でやらかしてスタートして、いまも反省多めのわたしのヨタヨタ着物修行。

これを読んで、着物チャレンジしてみよう!もっと着物きて歩こう!と思っていただけるか、やっぱり止めておこう・・と思われるか。前者なら嬉しいですが、どうかなぁ。

特に最初の方は失敗もたくさんしていて恥ずかしいのですが、見栄は張らず、ありのままを書いてみます!

------------

最初は浴衣でした。保育園のお祭りで娘に浴衣を着せたいなーと思っていたら、郵便受けに入っていた地元の公民館のチラシに「無料!1日浴衣着付け教室」。

これだ!と早速予約の電話📞をしたら、「お母様も是非浴衣をご持参ください!親子で浴衣を着たら素敵ですよ!」と勧められ、

イイかも〜❤️とステキ母娘の妄想が膨らむも浴衣なんて持っておらず、「この機会に浴衣の一枚も持っていたら、子供と浴衣でお祭りを楽しめるな❣️」と早速地元の駅ビルにある呉服屋さんに飛び込んだのでした。

浴衣の相場なんて知らないから、何となく、一色揃えるにはこのくらいで足りるかな?と私なりに考えていました。

はじめは店先に吊るされてるお仕立て済みの、S M Lの3サイズから選ぶのを見ていたのですが、(後に店長さんにのし上がった)店員さんに「反物から仕立てられますよ、見てみませんか?」と声をかけられ、そお?と見始めたら、明らかに素敵なんですよね。吊るしとは段違いでした。

見ちゃったらもう、そちらに行ってしまいます。写真の柄の反物からのお仕立てで、麻の半幅帯、下駄、かごバッグ、半幅帯だから無くてもいいはずのおしゃれ帯締めまで付けての完璧コーデを、予算の倍でお買い上げしたのでした。でも超楽しかった。和装なんて私には新しい世界すぎて、めちゃめちゃテンション上がったのを覚えています。

そしてこれが、私が着物の沼にハマる第一歩となったのでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?