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トレンドから読み解くニーズとエゴ

2020年も後半。
2020年に流行する系記事から気になるものをピックアップしてニーズ分析してみました。

今回は個人的に身近なwebデザインで。

Webデザインのトレンドとしてあげられたもの

*巨大なタイポグラフィ
ユーザーに重要な情報を明確に伝えることができて、テキスト自体がデザインの中でアクセントとして活きてきます。

*レトロモダンスタイル
どこか懐かしさを感じさせるレトロ×イマドキでスタイリッシュなデジタルの組み合わせ。使用する色の数を地堀、グラデーションを使用せずにシンプルにスタイリングするケースが多いです。いわゆる「トレンドスタイル」

*スキューモーフィズム
他のものに似せて作られたもの、という意味。何かを模倣して作られたデザインを指します。電卓アプリなど、実物に似せたデザインにすることでユーザーに直感的に使い方を理解してもらうことに貢献しています。

*手書きのテキストやイラスト
デジタルの世界に手書きを登場させることで、いい意味の違和感が生まれて味のあるアクセントの役割を果たします。レトロモダンと通ずるところがある。注目点なんかに使用すると効果的。

*淡いドロップシャドウと角丸デザイン
例年使用されているので、定番デザインの1つとして定着化しているかも。

*3Dグラフィックとアニメーション
動画を視聴する感覚で見せることができてユーザーを引き込ませる効果があります。スクロールに併せてアニメーションが変化していくろいうのも楽しませる要素として組み込まれています。まぁ動けばいいものではないので使い方ですけど。オリジナル演出として差別化できます。

*イラスト中心のデザイン
お金を扱うような小難しそうに感じるフィンテック関連サイトに多く見られました。イラストを使用することで親近感がわき、直感的に情報を伝えるメリットがあります。

*鮮やかな配色とグラデーション
大胆な配色は興味を沸かせます。ファーストビューで使用してきっかけを作る手法となります。競合との差別化になりそう(提案資料など)

*流体シェイプと幾何学図形
webではもはや定番スタイルともなっています。流体シェイプを画像や動画と組み合わせて使用するとデザイン性が向上し、世界観の作込み具合の向上に繋がります。

*太字のくっきりとしたタイポグラフィ
単純にテキストの存在感が増し、大事なデザインの一要素としての価値を生みます。太字のくっきりとしたタイポグラフィは、信頼感や誠実性、親近感といった、どこか温かみを感じさせます。周りのスタイルも合わせることで完成度が向上します。

*アイソメトリックイラスト
斜め上からの視点で立体的に作られたイラストのことです。温かみを感じるイラストが多く、親近感を感じやすいです。

*あえて崩したデザイン
違和感がアクセントとなりデザインに変化がうまれ、オリジナリティあふれるデザインとなります。2019年の「キレイでミニマルなデザイン」から「オリジナリティ」の需要が高まってきています。(差別化かな)
例えばwebサイトでは視線の動きを意識するという一般的なルールを部分的に無視して自由に表現する違和感がかっこよさの演出となります。これも使い方だと思いますが。

*スクロールに合わせて展開していくデザイン
スクロールに合わせてコンテンツが追加されたり、変化したり、固定されたり。展開していくデザインは楽しい気分になります。特にコンテンツが多いページで飽きる要素の緩和に繋がります。とはいえ動いてれば動作が遅くなる原因にもつながるのでパフォーマンスには配慮が必要。

*画面端の要素の固定表示
余白にSNSリンクや問い合わせなどの導線を固定配置するデザインです。ミニマルデザインとの相性がよく、シンプルながらもお洒落で使いやすいデザインです。

*ニューモーフィズム
ニュー + スキューモーフィズム = ニューモーフィズム
ベースとなる背景を押し出したり、窪ませる表現をするデザイン手法です。

web環境は変化した

・ダークモード
・モバイルデバイスの巨大化
・PWA(Progressive Web Apps)
・Push通知
需要はどうあれ手元の環境は変化しているので、対応は求められると思います。

カスタマーを惹き込ませればOKでは(安直)

デザイン先がどういった相手なのかによりアプローチは異なりますが、一般的には真新しくてわかりやすいものが好まれる傾向にありそうです。


(久々の執筆で著しい文章力の低下を感じざるを得ない。がんばろ。笑)


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