仮面ライダービルド

初めはダブルに似てピンとこず、ダブルが良かったから比べてしまってました。
この結論を先に言うと、色々見てたらダブルの企画段階で既にあったデザインとのこと。
二人で一人じゃないけど有機物と無機物を混ぜ合わせてできるベストマッチ。
悪魔の天才物理化学(人間)と筋肉プロテイン馬鹿(宇宙人って無機物なの?)の相棒関係ベストマッチ。
それらを混ぜ合わせると言う表現が腐女子歓喜なところではありますが、最高な切り口でした。
ここに関してはハザードで単一スーパーベストマッチが成立してたし関係ないのかな。

まぁそんなこんなで平成2期も9作目、ガイム・ドライブとシリアス展開が定番化してきた日朝ですが、
今回も朝っぱらから記憶喪失だ、戦争だ、恋人の死だと、ヘビーな上に怒涛すぎる鬱展開。

いつにも増していいテンポがゆえ、後半ダレの不安と、新しいフルボトルへの期待を胸に見ておりました。
しかし、その期待と不安は見事に裏切られ、後半になってもテンポが早い、1話でも上の空でみようものなら置いていかれます。
フルボトルはハザードとジーニアスの独壇場になりました。
(ライダーものは後半になるにつれて上位互換がでるから仕方ないとはいえ、毎度少し寂しい)

そして怒涛の伏線回収を終えて最終回。
龍騎を彷彿とさせるハッピーエンドのようなバッドエンド。
ここまで重たい話を乗り越えたのだからハッピーエンドと捉えましょう。しかし最後まで重たい。
そんな思いに耽っていると、2話冒頭で流れた戦兎と万丈のあらすじ紹介がはいり、
「これから48回に分けて俺たちの…」
そう、まさかのタイタニック方式でした。
いずれはかがみん達も記憶を取り戻してアバンのような会話ができるというハッピーエンドを示唆してくれているのでしょうか。氷室が首相になったり、エボルトと仲良くなったり。。。
それを話す頃はova仮面ライダーグリスの後ってことですかね。
あれも良かった。

考えてみたらキードラゴンのベストマッチって、戦兎がキーで万丈が…っていう伏線になってたのかもしれませんね。

なんにせよ、戦兎たちの目指したラブアンドピースが最終回でたっぷりビルドされ大満足でした。

なにより、
ベルト「アーユーレディ?」
かがみん「…できてるよ」
あれは鼻血物でした。音也時代とか色々全部思い出して泣きそうになりました。

ありがとう仮面ライダー

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