感想。

#明日を綴る写真館

成さんがいろんな人から愛されていることが良くわかる
友情出演者と、その人たちの姿。
その隣りに晶哉が選ばれたことをとても誇りに思う。

成さんの息子とが陸くんとか、黒木さんの息子が晶哉は
さすがに年齢差を感じたりいくつかバグる設定ではあったけど、
そういうことではなく、人と人との関係性から生まれる気持ちに寄り添った作品なんだと思う。

瀬戸内のシーンももっと晴れた青空ではなく、
あえて曇り空そのままの演出に、映像美を見せたいわけではなく、
そこに描かれた人間模様を見せたいんだな、と思った。

演奏のシーンも、みんなが笑顔で楽しそうで、
一番見せたいのは『人』なんだと。

SNSが普及した今だからこそ直接「顔」を見ることが少ない。
スマホやデジカメで写真を撮るときも、もう目を合わせて向き合うことはない。
画面を見ている。

だからこそ直接のコミュニケーションの空気を感じながら
映画にあったとおり、全部は無理でも少しでもたくさん
それを形にしていく。
それが秋山監督の仕事であり、成さんが演じる写真家の宿命なんだろうな。

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