つれづれ

新しいお仕事が決まることは嬉しい。
でも最近ではなかなか出ないような番組も呼ばれたり、
特集を組まれたりすると『終わり』が近づいていることを実感してとても寂しい。

SMAPの解散を皮切りに、様々なグループに『終わり』や『区切り』が訪れている。
V6はSMAPが成し遂げたような売上には届かなかったかも知れないが、SMAPができなかった『円満な終わり』を迎えようとしている。
誰一人欠けずに26年間続けることは決して容易ではない。
それはデビュー当時から見てきているからこそリアルに知っている。
ごう君がタ〇ゥーをいれたり、岡田がやさぐれたり、井ノ原が結婚発表したり。
ケンカ中でステージ上で口を聞かない剛健や、ファンに囲まれて動けない健の輪の中に入って行って、健の手を引いて歩く剛や、某カレー屋で岡田に食券を買わせる剛健や、名古屋で延泊する剛健や、本当にリアルタイムでたくさんの剛健を見てきた。(トニの記憶はほぼ無い)
長い時間みてきたからこそ思い出は尽きないし、思い出があるからしんどいんだと思う。

永遠はない。
絶対はない。

解かっているけれど、終わりを迎えることがこれほどまでにしんどいとは。
昔、NEWSからやまぴーと亮ちゃんが脱退する際に「さよならも言わせてくれないなんて」と思ったけれど、さよならを言わせてくれる場所がこんなにもしんどいとは思わなかった。もちろん、そういう場は無いよりは有った方が私は良いけれど。

最初から最後まで見届けられることなんてまず無いから、終わりまで見られることには感謝している。でも同じくらい終わらないで欲しいとも思っている。矛盾。

トニセンは残るし、ごう君は退所前に退所後のお仕事が発表されるくらい円満に退所するし、だからこそ『終わり』を迎える前から10年後のその日限りの再結成とかすでに期待してしまう。

最後に淋しいと思える別れがある出会いこそ
人生に意味を与えてくれるものです

出典:世界はそれでも美しい

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