Radicalism〜アーティスト青田買い vol.2〜

どうもおかずです。
このアーティストを紹介していく、「アーティスト青田買い」のコーナーですが、第二回目を迎えることができました。
第一回目は皆さん、もうご覧頂けましたでしょうか。
リンクを貼っておくので、またみなさん見てみてくださいね。

さてさて、今回紹介させていただくアーティストはこちらになります。

宮城で活動中のアーティスト集団、Radicalism

今回紹介させていただくアーティストは宮城にて活動しているアーティスト、Radicalismになります。

2011年より、宮城石巻市を拠点に活動して、
2021年現在、ボーカルの令(ハル)、ベースのヨシダマサト、ギターの平達彦の3人で活動しているアーティストです。
過去、UK.PROJECT主催のUKFCや、多くのオーディションのファイナリストとして勝ち残っていたり、大規模サーキットイベントに出演していたり。
さらには、2019年の11月、マイナビBLITZ 赤坂にて、Miliというアーティストのオープニングアクトとしての演奏も果たしている、言わずと知れた、超実力派のバンド。
そんな彼らですが、このコロナ禍であっても、彼らの音楽を発信し続けてくれています。

確固たる技術力と麗しくも物悲しい楽曲

そんな実力派なバンドとして活躍している彼らですが。バンドとしての実力も、しっかりと実績に裏打ちされています。
ピアノのように軽快で美麗、そして絡み合うギターのアルペジオと、ここぞ!!というときに飛び出してくるエモーショナルなギターのソロ。
足元からガッチリと、腰を据えて支える大黒柱的なベース。
そして、彼らが描いた曲たちに、しっかりと表情を持たせるボーカル。
それぞれが危ういな。と思えるほどに、絶妙なバランスで混ざり合っていて。
その黄金比とも言える危うさから生み出されている確固たる<個性>、一目みただけで<Radicalism>の世界観を十二分に表現している、そんなバンドです。

希望の中にある絶望や痛み、悲しみを孕んだ楽曲たち

名実ともに確固たる地位と、実力を築き上げてきた彼らですが、僕的に注目して欲しいのが、その楽曲と歌詞の美しさなんです。
文学的で悲劇的な、それでいて望郷感のような懐かしさ感じられる、まるで短編小説のようで、でもそれはハッピーエンドではなくて。
歌詞の一言一句、全てが胸を突き刺してくる、抉って来ます。
それは、歌詞という表現ではもったいなく感じるほどで。
素晴らしい言葉の数々が、一曲一曲に敷き詰められています。

憐れむのではなく、向き合うこと。背負うのではなく、忘れないこと。

少し話は飛びますが。
僕の中の考え方というか、死生観といいますか。
「生者が死者に対してできる唯一の弔いは、そのことを忘れないこと。背負うのではなく、自分の中で身に纏うこと」
僕はそう思っています。
これ、Radicalismのベースで、作詞作曲者のヨシダマサトとも考えが一致していて。
人が本当に死ぬ瞬間って、その人のことを誰も思い出せなくなったときだと、僕は思っています。
Radicalismの曲の節々でも、そのことは歌詞で綴られています。

過去の絶望と、現在の希望を全て取り込んで、Radicalismは本物のアーティストになった。

当時、ポストロックよりのギターロックだった彼ら。
でも今現在、ストリングスなどの違った音楽的な技法を取り入れて、より一層表現力の幅を広げています。
昔の姿から脱皮して、今の彼らは絶望や希望、いろんなものを取り込んで、また新しい姿へと進化していっています。
そして自分たちの、表現したい音楽を多種多様な形で表現するアーティストへと昇華していったんだなと、強く感じられました。

最後に

彼らはこれから、より一層変化を遂げていくのだと、僕は感じています。
ぜひ、そんな彼らの更なる変化を見逃さないように、要チェックしてほしいと思います。
最後にメンバーのツイッターや、YouTubeチャンネルをリンクさせておきますので、ぜひ見てみてください。
では、今日はこんな感じで、
また。

<Radicalism>
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-サブスクリプション-

-令(vocal)-


ヨシダマサト(Ba)


-平達彦(gt)-

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