年始のごあいさつ

皆様あけましておめでとうございます。
先の総選挙で私たちは、小選挙区で全国的に大きな前進を果たしながら比例
区で後退し、改憲勢力の多数を許しました。
しかし、県内の野党統一候補は岡山2区で立憲4党の比例票の1.31倍、同4
区では1.51倍の得票をそれぞれ獲得しました。共闘効果は明らかです。私たちは、この結果に確信を持ち、来たる参議院選挙勝利のために「共通政策」の締結を前提とした野党共闘の実現に努めていく決意です。
市民運動の延長線上に選挙運動があります。「野党共闘」は目的ではなく、
市民の願いを実現させるための手段です。憲法に基づいた政治を実現させるために、私たちは政党や様々な組織とも連帯しながら主権者として市民運動を発展させます。そのなかで野党の皆さんとの信頼関係を構築して、選挙での勝利につなげることを重視したいと思います。
投票に行かない人を「無関心層」と一括りにするのは間違いです。「自己責
任」を押しつける政治の下で、日本社会での息苦しさや生きづらさを共感し合い、対話を大切にする活動スタイルを模索しながら実践していきたいと考えます。その具体化の一つとして、「すべては日常の中に!街角で政治を語ろう。」をキャッチフレーズに「いっぽんカフェ」を県下各地で開催していきます。
気候危機や格差と貧困などを克服し、全ての個人が平等に生きられる社会を
実現するために、市民の力を合わせていこうではありませんか。立憲3党と総選挙で合意した22項目の共通政策をベースとした私たちのビジョン〈もう一つの選択肢〉を共有し、実現させていく決意を申し上げて年頭のあいさつとします。

2022年元日
安保法制の廃止と立憲主義の回復を求めるおかやまいっぽんの会 共同代表 
大坂圭子 片岡達彦 榊原精

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