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ネイルサロン開業3年目だった頃の私がお客様のおかげで気付いた「より良いサロン作りの基本」

ネイルサロンはお客様が来てくださらなければ成り立ちません。


ジェルネイルは付け替え周期の関係上
1ヶ月に1度、2時間〜3時間一緒の時間を過ごします。


思うのですが、大人になってから月一で会う友達って居ないなぁと。
年にしたら12回
結構な回数じゃないですか?


改めて、こんなに足を運んで下さることに、感謝の気持ちでいっぱいです。

お客様も心を開いて話して下さる方が多く、時にはお互いに心の内を伝え合う事もあります。



どんな仕事にも、
" 見えていない部分 " ってあると思うんですが、ネイリストも

サロンワークだけが仕事ではもちろんなくて。

・日報や月報の入力、
・SNS投稿の為の画像編集や文章作成、
・サンプル作り
・ネタ集めや新色の仕入れ
・新しいアートの練習
・既存サンプルの整理etc…


まぁ、何かとやることがあります。
更に私の場合は子供が3人いるので
プライベートもやはりやる事が次から次へ。


開業3年までの私は
自分のイメージするサロンに近付けるために

サンプルを毎月作る(最低6個)
カルテを細かく書く
お客様への連絡
ブログ・Instagramをコツコツ更新

睡眠時間を削って
「これをやらなきゃ!」と
追い込んでいました。


最初は想いを乗せてやりたかった事も

どこか

" 惰性でやり過ごす " 

ようになっていました。

何となく作ったサンプルって見事に選ばれないんですよね(作ったイミ 苦笑)



また、プライベートや自分のケアもおざなりになって

なんだか疲れたネイリストへ。

お客様には
「ネイルで気持ちを上げて欲しい」
と言っているのに
施術者がしおれている感じでした。


そんな時お客様から

「無理しないで」

「サンプルが新しくなるからここに来てるんじゃないよ」

「ネイルもそうだけど、毎回の話が楽しくてきてるのもあるのよ」

と、言ってくださって。
(それだけボロボロだったのかと思うと恥ずかしいですが)


●自分にとっての満足とはなんだろう?

●どんなサロンが理想のサロンなの?

●サンプルは毎月何個出すのが良いの?

等と考えるきっかけになりました。


バランスは今でも難しいですが
経験して分かったことは


自分にとって無理矢理していることは
相手にも伝わるし続かない。


何より楽しそうじゃないのはお客様にも気を遣わせてしまうし、マイナスになる

やりすぎ注意

楽しめるように仕事を工夫する


事を意識しています。


お客様が居てくれるからこそ
サロンの改善点も分かるし
経験値も上がります。


今のサロンがあるのもお客様のおかげ
一緒に作ってもらってきた感覚です。

これからも自分のために
そしてお客様のために
より良いサロン作りをしていきたいなと思っています🍚✨

読んでくださってありがとうございます。「気持ちがホッとした」「こうやってみようかな」のきっかけになれたら嬉しいです。OKAWARIがネイリストさんにとってお守りみたいに寄り添えますように。