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東海道を歩く。息子と紅茶と/9三島→沼津→原→吉原

2023年の5月に箱根を超え「ひとつやり遂げた」達成感があったことと、この夏の猛暑でしばらく休んでいた東海道歩きを2023年10月14日に再開しました。
前回の続きで、スタートはJRの三島駅。ついにスタート地点まで新幹線で行く状況になり「それなりに進んだ」ことを実感する。
品川8時4分発のこだま707号に乗ると三島には8時50分に着く。我が家からも2時間かからないので近いともいえるが、出発点まで行くのに2時間もかかるともいえる。この日は、三島の駅から、新富士の駅まで行こうと画策。新幹線の駅でいえば一駅分。宿場でいえば、三島→沼津→原→吉原と4つ分。始めた当初は宿場ひとつで終えていたのだから大きな進歩である。まあ2時間もかけてきてるので、早々に帰るわけにもいかないのだ。

こういった案内表示にも久しぶりに会った気がする。

沼津、原、吉原あたりは浮世絵でもきれいなところだし、さぞ海も見えるだろうと楽しみに歩きだす。
途中あった、こんなおにぎり屋さんがおいしかった。

その場で握ってくれるタイプのお店

岩崎米穀。おにぎりを各人、二つしか買わなかったことを後悔した。実にうまい。静岡県は、道沿いに米屋が多いと感じる。そういえば静岡は米の消費量も日本一。お茶の消費が多いことと関係あるのだろうか。

久しぶりに海を感じるところにくる

午前から頑張ってあるき沼津へ。山に囲まれた地域から海沿いに出る。
ただここの道のりが曇りの天気で富士山はあまり見えず、東海道も交通量が多くて車の音に少し疲れる。ふー。そんななかカフェに救われた。

アイスティー

この旅で久しぶりに立ち寄った紅茶の店は「茶釜Cafe169」。
綺麗な店内でおいしい紅茶。このアイスティーがうまかったな。大きな氷に紅茶を入れて飲むのだ。一気に冷やすのがうまいアイスティーの鉄則。こうすると色も濁らず香りが立つ。30分ちょっと休憩して元気が出たので再出発。

原宿に到着

そして原宿を通過。

防潮堤があって海が見えない

沼津市あたりは海岸沿いで、東田子の浦などあって眺めがいいにちがいないと思っていたが、海沿いには防潮堤があって残念ながらそういうわけにもいかず。海岸沿いにも道はなく、車通りを歩くことに。これでまた疲れた。

吉原駅をこえたあたりかな。工業地帯

新富士駅のあたりは、新幹線の車窓からでも煙突がよく見えますが、このあたりは工業地帯なんですね。疲労のピークに達してきて、足を引きずりなんとかゴールを目指す。息子も今までで一番辛いと言っていたな。

なんとか新富士の駅に到着。ふつーの顔をしてますが足はめちゃくちゃ痛いです

というわけで、この日は、およそ28キロを7時間くらいかけて4万2000歩。新幹線の一駅分だしなんとかやれるだろうと挑んだけど、なんとかやれるけど、あまりに疲れて辛すぎる。我々の適度は歩数はおよそ3万歩だろうなと改めてわかった。次は一泊しながら新幹線の一駅分にトライしようかと帰る。最寄りも経堂でビールを飲んで倒れ込むように寝た。

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