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イラスト三カ月上達法#1(1巡目)

↑の続き

■3カ月上達法の手順
①:理想の自分の絵を探す
②:その人の絵柄でオリジナル作品を描く
③:自分の絵とお手本を見比べる
④:見比べて出た課題に絞って練習
⑤:②~④を繰り返す
※前回記事参照

②:その人(見本)の絵柄でオリジナル作品を描く

前回は「手順①:理想の自分の絵を探す」まで進行しました。
今回は決めたお手本を見ながら「手順②:その人(見本)の絵柄でオリジナル作品を描く」から進めていきます。

早速ですが、制作物がこちら。

天体観測所72dpi

使用ソフト:CLIPSTUDIOPEINT PRO
日数:1週間ちょい(結構サボった)
作業時間:計ってなかった…

メイキング:

●所感
まず、とにかく描いていて苦しかったです。
最初のラフまではまだよかったのですが、進めるごとにどう描いていけばいいのかわからなくなりました。

わからないところが膨大な数になって一つ一つを考えるのも面倒になり、最終的には諦めてとりあえず完成品っぽく見せかけて強制終了させてしまいました。

③:自分の絵とお手本を見比べる

天体観測所_hikaku

✖できなかったところ
・とにかく密度が足りない。描きこみ不足。
 ⇒物自体が足りないのもあるし、パーツごとのディティールの描きこみ量も少ない。
・キャラクターかわいくない
・作品コンセプトが曖昧
 ⇒途中から何かいているのかわからなくなってしまった。
・全体的に汚い
 ⇒線が太すぎる&柔らかすぎる。そのせいで野暮ったい印象を受けている気がする。もっとシャープで繊細なラインを引きたい。ぱっきりとした塗分けとグラデーションの美しさが引き立つと思う。
・完成度の低さ。
 ⇒こっからあと3~4工程描くんだろうな~くらいの印象で終わっている。
  各パーツの描きこみ量の不足と線がぼやけすぎているのが原因?

◎できたところ
・独特のガビり感と色調整を取り入れた
くっかさんの作品集にあるメイキングを参考にしました。)
・大きな陰影のつけ方は及第点

△わからないところ
・明度が低い部分の色がコレジャナイ感はあるのだが、明確にそこが原因かわからない
・粗密のバランス⇒密側をもっと増やしてから考える
・構図。なんか気持ち悪い気がする。

■できなかったところの対策を考える

今回できなかったことは下記の5つ
・密度/描きこみ不足
・キャラクターがかわいくない
・作品コンセプトが曖昧
・線が太すぎる&柔らかすぎる
・完成度の低さ

「キャラクターがかわいくない」問題については後回しにします。
キャラクターももちろん大事なのですが、背景をもっと素敵に描けるようになりたい!!という気持ちが強いので、そっちを優先します。

「完成度の低さ」は「描きこみ不足」と「線」の問題から来ていると推測するので、そちらを先に解消すべきかなと思いました。一旦割愛します。

残った3つの問題についてそれぞれ対策を考えます。

・密度/描きこみ不足 ⇒ いろんなものをスケッチしてみる
描いている最中に思ったのですが、過去に描いたことのないものを始めて描くのは結構な労力がかかります。
単品で描くなら資料を見て試行錯誤して結構楽しい作業なのですが、これがたくさん待ち構えているととにかくやる気が殺がれます。
絵が描きたくなくなり、どんどん制作が雑になっていきます。

なので、対策としては描いている作品の中で初めて取り掛かるのではなく、別でクロッキー・スケッチ等して描き方を確認しておくのがいいと思いました。
今まで目的を意識せずとにかく練習だからとやっていたクロッキーも、こういう効果があったんだなあと今更腑に落ちました。

・作品コンセプトが曖昧 ⇒ 作業を細分化する
最初のラフではこういう絵を描こうと思っていたのに、制作を進めるうちにこっちの方がいいかな?とどんどん方向性がずれていき、結局何が描きたかったのかわからなくなってしまいました。
始めのラフで完成イメージをしっかり作りこめていなかったのが原因だと思います。

対策ですが、この問題を考えていた際に同じようなことを言っている動画を見たことがあるな…?と思いました。
その動画がこちら↓

(さいとうなおき先生、大事な情報をたくさん出してくださってて本当にありがとうございます…)

詳細は動画を見てほしいのですが、作業を細分化して順序だてて制作を進めていけば途中で嫌にならずに作品を完成されられるよ!!というような内容です。
一度この手順で制作を試してみるのがいいかなと思いました。

・線が太すぎる&柔らかすぎる ⇒ 見本をよく見て真似する
これについては完全に絵柄の違い、使っているペンツールの種類やサイズの差や、描き方での差かなと思いました。

対策は、見本をよく見て真似して描いてみること。に尽きるのかなあ。

④:見比べて出た課題に絞って練習

問題と対策を出してみたので、練習段階に入っていきます。
ここでは課題は1つに絞って練習しよう!とのことだったので、3つの対策のうち「いろんなものをスケッチしてみる」をやってみようと思います。
理由はやりたかったからです。

・とりあえず身の回りの物をいろいろ描いてみる
・2巡目の描くものを決めて、関連するものをいろいろ描いてみる

このあたりのことをやっていこうと思います。

■その他の反省点

・締め切りがないと際限なくサボってしまう
今回、ゲームをしたり漫画を読んだりお昼寝をしたりで、絵を描くのを後回し後回しにしてしまっていました。
作業に行き詰って絵を描くこと自体が億劫になっていたのもありますが、それ以前に私が結構サボり癖があるので…、提出期限とかがないといつまでもサボってしまうなと思いました…。

なので、2巡目イラストの期限を決めようと思います。
10/10(日)までに絵を完成させて10/11(月)にnoteの記録をあげます。

・だらだらと作業をしてしまう
PCに向かってペンを持ってはいるものの、片手でソシャゲの周回をしながらだったり3分おきにTwitterを眺めてしまったりしていました。
そういう作業のやり方だと絵の内容も雑になるんですよね…

この対策ですが、Twitterで上達法を試されていた先達が紹介してくださっていた「ポモドーロタイマー」が便利だなと思いました。
今回の作業の後半にも導入していたのですが、時間を区切って集中するのでいくら私でもそのくらいの作業はちゃんとやります。やります?

こちらのYoutubeチャンネルがとても便利だったので、活用していきたいです。

・作業内容を記録する
今回作業途中で思い立ってクリスタのタイムラプスを付けてみたのですが、今後も作業動画はあると見直しにいいかもしれないと思いました。
動画作るのも楽しいですし、なんか、描ける人っぽくて悦です。
タイムラプスよりも作業画面の収録の方がいいかもしれないので、そっちもためしてみます。

・作業時間を計測する
これもTwitterで見た先達が仰っていたのですが、自分がどのくらいの作業をどのくらいの時間でできるかって意外に把握できていないです。
集中して描いていると時間あっという間なんですよね。
今後もし依頼で描くようになれた場合基準があるのは良いことだと思いますし、次は計ってみようと思います。

・制作時のキャンバスサイズが小さすぎた
今回描くのが嫌になってしまった原因の一端かなあとも思うのですが、作業時のキャンバスサイズがすごく小さかったです。(1080×1543 px)
描いている時点でディティールが潰れてしまっていたので、相当やる気が萎えました。

次はもう少し大きいサイズで作業しようと思いますが、どのくらいのサイズがいいんだろう。調べてみようと思います。


以上、1巡目の記録でした。

つづく…


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