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松田聖子という存在

先週末
大阪城ホールに
彼女のライブを見に行ってきた


彼女がデビューしたのは
私が小学校6年生〜中学1年生の頃

田舎に住み
テレビの中のアイドルに憧れ
平凡や明星をくまなくチェックし
歌本を肌身離さず持ち
その頃のアイドル達の
歌詞も振りも完璧に覚えていたのを思い出す

同時に
上手くいかない毎日や
みんなにわかってもらえないという歯痒さ
閉塞感の中
反骨精神はあるものの
お金も勇気もない私は
鬱屈した毎日を送っていた


聖子ちゃんがずっと好きだったかと言えば
そんなことはなく
どちらかと言うと明菜派だった

あの頃の聖子ちゃんは
ぶりっ子と言われ
いつも媚を売っているような感じがして
どうも受け止められなかった

でも、歌は全部覚えてるし
シングルのみならず
お小遣いを貯めてLP版も買っていた


今ならわかるけど
私もあんな風に可愛くなりたかったのだ

でも照れ臭さや
人の目が気になって
それをやってる聖子ちゃんに
嫌悪感を覚えて
『あんなのなんか嫌だよね〜』って言うことで
自分の感情をコントロールしていた

なんとも厄介なことだわ


どうしてそんな聖子ちゃんのライブに
行こうかと思ったかと言うと

自分が50歳になった時
今までの人生を振り返って
やり残した事はないのか
幼くてなんの力もなかったあの頃の夢を
叶えに行こうじゃないかと思った時
真っ先に浮かんだのが
【あの頃のテレビの中のアイドルに会いにいく】だった

その中で現役バリバリで活動してるのが
聖子ちゃんであって
即ファンクラブに入り
次のライブのチケットは押さえよう!と思ってた矢先の
コロナ禍である😓


今までライブに行くチャンスがなかったのかと言えば
そんな事はない

18歳で田舎から神戸に出てきて
そこからアルバイトをしながら
色んなアーティストのライブに行った

尾崎豊やBOOWYやプリプリまで
『旬』の人たちを追っかけていた

その頃も聖子ちゃんは
色んな情報に溢れていたが
コンサートに行こうとは思ったことがなかった

その頃は私も【今】に夢中だったから


聖子ちゃんのライブは3回目

いつも可愛い
ぶっちゃけると
【ありえない世界】を見せてくれている


さて、私は一応数秘鑑定士なので
聖子ちゃんの数秘を読んでいくと

1962.3.10生まれ
過去数1
現在数22
未来数4

D(ディスティニーナンバー) 3
S(ソウルナンバー) 7
P(パーソナリティナンバー) 5
M(マチュリティナンバー) 7
(松田聖子という名前で見ています)

数秘22と言えば
女王様の数字でカリスマ数字

他にはデヴィ夫人、黒木瞳、加賀まりこ、高畑淳子、小池栄子、三浦瑠麗さん達

どの方をみても人より一段高いところから見下ろす感じ
まさに【君臨】していて
私達は傅きひれ伏す

10日生まれもエネルギー溢れるカリスマ数字
みんなのリーダーになる数字なんだけど
『さぁみんな行くよ!』という感じではなく
こちらが思わずついて行きたくなる感じ

行動力もチャレンジ精神も半端ない

松田聖子という人は
まさになるべくしてこうなっているのである

厳しい人だと思う

自分にも、、人にも、

妥協を知らない
描いてる世界を実現する為に
納得できない事には絶対に頷がない
人に指図されたり縛られるのは絶対イヤ

自分のペースで
自分のやり方で進めて行きたい


でも残念なことに
聖子ちゃんの見ている世界は
他の人には想像もつかない

絵空事のように感じるし
本当にそんな事できるのか、と
途中でドロップアウトする人も多いし
敵も多い、、、と思う

でも周りの状況を見て
場の雰囲気を和ませたり
冗談を言って笑わせたり
そんな暖かい一面もある
何より聖子ちゃんのガハハ笑いが
何もかも許してしまうところも

聖子ちゃん自身は
本当に信頼できる人たちと
ゆっくり深い関係性を築く事に
安心感と幸せを感じてると思う


数秘22の人と一緒に仕事ができるって
とても幸せな事よって言われている


それは
自分ひとりでは到底辿り着けなかった世界や
想像もしていなかった世界を
経験させて貰えるからだという

そこまで行くのは当然厳しいし大変な事ばかりだと思うけど
彼女はみんなにその世界を経験させてくれるんだと思う


後ろのバンドのメンバーさん達も
『あの聖子ちゃん』と一緒のステージに立ってるって事を
めちゃくちゃ楽しんでたような気がする


ライブ会場は
ほとんど60歳前後の同世代で埋まっている

きっと会社でも役職付きさんだったり
偉そうに部下に接している人達も多いだろう

お孫さんもいたり
介護中の方もいらっしゃると思う

そのいいオトナ達が
一瞬であの頃【中高生時代】に戻っていく

あの頃の鬱屈してた私が頭の中に蘇ってきて
嬉しいけど複雑な気持ちもした

いいオトナ達が聖子ちゃんと一緒に
『フレッシュ!フレッシュ!フレーーッシュ‼︎』
って叫びながら
一緒に夏の扉を開けていく

それぞれがあの頃の自分を思い出し
お前よく頑張ってきたなぁと涙する

目の前にはフリフリのドレスを着て
ツインテールをした聖子ちゃん

短いスコートを履いて
右に左にと走り回る聖子ちゃん


会場のほとんどのおじさんおばさん達が

『私も頑張ろっかな』

と思ったに違いない


また来年🍀


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