【遺産相続とトラブルの発生について①】




遺産相続を含め
全ての出来事は「カルマ・セット・危機回避」のバランスにより発生していると言われています。

今日は遺産相続のカルマについて考えてみましょう。
カルマとは不理解感情(理解されていない気持ち)なので
相続においては
当然、相続するお金(家・土地)のカルマの出来事を体験することになります。
このカルマを全て回避することはおそらく難しいでしょう。

なぜならば、遺産とは被相続人が人生をかけて貯めてきたおかねであり
そのおかねは人の人生を潰すくらいのパワーがあるからです。

カルマを回避するためには
被相続人が
・どんな仕事で得たお金なのか
(お金を稼いだ人の気持ち・お金を支払った人の気持ち・関係者の気持ちなど)
・先祖代々受け継がれた家や土地など、本人のカルマから遠いお金ほどカルマの理解や制御が難しいが、その家や土地について理解しているのか
などを理解する必要があります。

基本的に、労働などの対価の支払いなく受け取るおかねは、お金のネガティヴなカルマの影響を強烈に受けますし
遺産については、長年に渡って築き上げてきたものですから、さらにネガティヴなカルマが蓄積されていると考えられます。

もしも「親のものはもらって当たり前」という考えで
親の築き上げてきた苦労も知らず遺産だけを請求するような人がいるとしたら
強烈なネガティヴカルマを体験するということです。


相続において、1番厄介なのは
相続が発生したら被相続人の意思を確認することが一切できないということです。

「被相続人が、どのような人生を歩んでこれからどう生きたいのか」

この話は生きているうちに耳にタコができるほど聞いておいて損はありません。
被相続人の立場であるのなら、話しておくことが相続人のためです。
話すことが照れ臭かったり、物理的に時間を確保できないのであれば
ノートに記しておきましょう。


私は、争族を経験後
同じ相続人の争いの仲裁に入った際に
相続人でない人たちから
初めて被相続人の苦しかった時の話を多く知りました。
もしも、相続前にこの話を共有出来ていたなら
遺産分割協議の時に思い出話として共有出来ていたなら
今、相続人それぞれの人生は違ったかもしれない
と思っています。


遺産相続のカルマ回避において
大切なのは、家族仲の良さではなく
家族を知ろうとする気持ちでしょう。


それでは今日はここまで
今日も素敵な1日を☆

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