見出し画像

【一般的に男性(女性)のパートナー選びは、その男性(女性)を産んだ時の母親(父親)の気持ちを理解できる経験をさせてくれる女性(男性)と、若しくは母親(父親)の潜在的な理想を叶えることができる女性(男性)を選ぶ傾向にあります】




今日は、不理解感情を前提に考えた時に
どんな人をパートナーに選ぶ傾向があるのか・どんな相手と結婚する可能性が高いのか
をお話ししたいと思います。

例えば、父親が公務員・母親が専業主婦・息子2人(兄→大企業のサラリーマンで妻は専業主婦、弟→独立を視野に入れている料理人で妻はキャリアウーマン)の場合。

大企業に勤める兄は、父親の気持ちを理解する人生を歩んでいると考えられます。
なぜならば、公務員と大企業のサラリーマンは共に安定している職種だと考えられるからです。
そして、兄の妻が専業主婦だとすれば
それは「兄を産んだ時の母親の気持ちを理解させてくれる存在」であるということです。

一方、料理人の弟は、父親の潜在的理想を叶える生き方を選んでいることになります。
なぜならば、料理人は専門職であり肉体労働でさらにこの男性は独立を考えています。
それは父親が経験していない仕事あるいは経験できなかった人生を生きようとしていることになるため
父親の潜在的な理想であると考えられます。
そして、弟の妻がキャリアウーマンだとすると「弟を産んだ時の母親の潜在的理想を叶える存在である」ということです。

つまり
恋愛相手や結婚相手というのは、実は自分の両親の気持ちを理解するための存在ということです。
あなたのパートナーが、あなたの父親(母親)と似た要素が多いとするならば「その気持ちを理解するための体験をさせてくれる存在」となります。
逆に、あなたのパートナーがあなたの父親(母親)と真逆の要素が多い場合「潜在的な理想を叶える存在」となるのです。

父親が仕事中心の生活でほとんど家にいなかった場合
その娘の結婚相手が、とても家族を大事にするタイプだったり
母親が専業主婦で、経済的に夫に頼るしかない状況だった場合
息子の結婚相手が、華やかな仕事をしていたりキャリアウーマン的な要素を持っていたとするならば
それらは両親の潜在的な理想を叶えてくれている相手ということになります。

但し、先日もお伝えしましたが
潜在的である以上、多くの場合自覚はないものです。特にネガティヴな理想については認めたくないようである場合がほとんどです。

よくよく養育者(両親)の人生とあなた自身の人生を照らし合わせてみると
あなたの人生が養育者の人生とどのように関わっているのか。
これまでのあなたの体験してきた様々な出来事について、その理由となるヒントがほんの少し見つかるのではないかと思います。
また、
日常生活において、体験する出来事や人間関係で悩みや問題が発生したときは
その時の自分自身の発生感情にfocusし
「これは一体誰の不理解感情なのか・・・?」
と考えてみることで、問題解決の糸口が見つかる可能性があるはずです。


それでは今日はここまで🤗
今日も素敵な1日を☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?