金利上昇と株価の謎

今日は、日経記者の鎌田伸一さんが、米国市場における興味深い動きについてお話されていたので、まとめます。
鎌田さんの注目は、金利の上昇と株価の動向にあります。

現在、米国では金利の上昇が続いています。

2月1日の金利は3.8%でしたが、わずか70日間で0.75%も上昇し、4月10日時点で4.55%に達しています。
ところが、この金利の上昇とは裏腹に、株価は上昇しています。
これは、一般的なセオリーとは異なる動きです。

この状況に対する仮説を立ててみましょう。

まずは仮説1です。
株価は正しいという考えです。
株式投資は魅力的であり、金利の上昇にも打ち勝つ力があるため、株を買う方が良いという仮説です。

そして、仮説2は逆の立場です。
株価は間違っており、金利の上昇に対して誤った動きをしているという仮説です。

鎌田さんは、仮説1が正しいのではないかと話されていました。
そして、今後の米国市場では、特定の銘柄に集中して投資が行われる可能性があるとも言及。
金利の上昇5%を超える強さ(成長)を持つ銘柄に注目が集まると示唆していました。

ただし、長期金利が4.5%で安定することはなかなか難しいでしょう。
この状況下では、高成長銘柄に投資家が集まり、投機的な要素も帯びるかもしれません。

結論として、私たちは今後の市場動向を注視しながら、慎重な投資判断を行っていく必要があるでしょう。
さまざまな要因が影響を与える中、冷静な判断が求められます。

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