世界最強の<ダンケルク鑑賞ガイド>①
ハァ…
どないしたんや、オッサン。
また落ち込んだフリでしょ!
いや…
今日はホントにちょっと落ち込んでいるんだよ。
『栗麻呂ノ暗号』第二部を書き始めたはいいが、やっぱり反応が全くなくてね…
せやな。うんともすんとも聞かん。反響どころか、RTしとるやつもおらへん
第一部で扱った「ビートルズ」、そんで第二部の「カリオストロの城」と「銀河鉄道の夜」…、どれも日本人は大好きなはずや。ノーランがこの3つをもとにして映画作っとるって聞いたら、もっと反応があってええ。どっかんどっかんあってもええはずやで。
『インセプション』『インターステラー』『ダンケルク』の3つの映画をバラバラにして組み直すと、『カリオストロの城』と『銀河鉄道の夜』が出来上がるようになってることって、もしかして映画ファンの中では常識だったのかな…
オイラの知る限り、そんなこと言ってるのおかえもんだけだけど…
もしかして、みんな『カリオストロの城』や『銀河鉄道の夜』の内容を忘れているのかもしれない…
僕が力説しても「はぁ?」って感じなのは、そのせいなのかも…
僕が「ダンケルクにおけるケネス・ブレナーの役割は、『銀河鉄道の夜』の旗振りおじさんだ!」って言ってもキョトンとされるんだよ…
ますむらひろし版『銀河鉄道の夜』に出て来る「旗振り」が立っている「櫓」が、ダンケルクにおける「桟橋」になったというのに…
旗(banner)を想起させるためにブレナー(Branagh)姓のケネスをわざわざキャスティングしたに違いないのに…
1985年の漫画やさかい、みんな覚えとらんやろ。
これを機会にぜひ読んでほしいな。
そうすると僕の<銀河鉄道 クリストファーの城>がどれだけ真実を伝えているかわかるはずだ。
そして、これまで観てきたノーランの映画が、まったく違って見えてくる。
ますむらひろし『銀河鉄道の夜』@Amazon
ひとつ注意しておきたいことがあるんだけど、初期形である「ブルカニロ博士篇」が入ってるものを読んでほしい。こちらがノーラン映画にとって非常に重要だから。
なんかそこに秘密がありそうやな。
そこは<銀河鉄道 クリストファーの城>で順を追って説明していこう…
あと『カリオストロの城』も改めて観ておいたほうがいいね。
銀鉄とカリ城を踏まえてノーラン作品を観ると、あまりの感動に身震いすると思うよ。
「おいおい!なにやってんだよ!ノーランwwwww」
ってね…
あまりお薦めできない鑑賞法なような気がするんだけど…
そんなことはないよ。
『インターステラー』なんて、主人公クーパー演じるマシュー・マコノヒーに、あろうことか「ルパンの物真似」までさせている。ルパンというか山田康雄のモノマネだけど…
うそやろ!
<銀河鉄道 クリストファーの城>第二話で解説するよ。
楽しみに待っててくれたまえ。立て込んでる本業の〆切がひと段落ついたら取り掛かる予定だ。
よっしゃ!期待しとるで!
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