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姓名判断の話

姓名学の基本の話です。

お子様が出来た際の命名に関して少しでも参考になればと思いますのでどうか気楽にお読み下さい。


姓名学の占断には「数理」「配列」「音」の三つがあります。


数理とはいわゆる字画の事で名前は全部で五つの構成で成り立って居ます。

名前全部の文字画数の合計でその人の一生を司る「総画」

苗字の画数の合計で、先天的な運勢を司り家柄を暗示する「天格」

名前の画数の合計で恋愛運を司る「地格」

苗字の最後の文字と名前の一番上の文字を足した、本質的性格を司る「内格」

総画から内格を引いた・その人を取巻く外部環境、特に仕事運を司る「外格」

若い頃は内格と地格の影響を受け易く、30歳を過ぎたあたりから総画の影響をその後一生受ける事となります。

苗字は変えようがありませんから、天格については吉凶の判断はしないのが一般的です。

外格運は他の四つに比べると比較的影響力は弱いと言われてます。

女子は婚後に姓が変わり総画も変わりますので、婚前に良縁を掴むためには内角と地格に吉数があるのが絶対に必要となります。

数理は1から81までに限り見てみますと・・本当に良いもので17個、普通に良いもので14個、まぁまぁ良いもので4個ですから合計で35個(女子は32個)で全体の四割しかなく、あとの六割は全て凶数か、又は何かしら問題のある数となる訳です。

成人してからの改名も含め、子供の命名の際は天格以外の四つの構成要素が全て良いのが吉祥名の絶対条件となります。

画数の数え方には新字体表記計算と旧字体表記計算とありますが新字体はあてになりませんから悪しからず。

書店にある姓名判断の本の中で「部」を15画、「藤」を21画で算出してるものなら大丈夫です。


次に音です。

これは名前の最初の音で良いものは・・

あ い く け さ そ た ち の は ひ ま み ゆ よ る ろ わ・の18個です。

50音の中の18ですから少ないですね。

これ以外は何かしら問題があるので避ける方が無難でしょう。


そして配列。

これは陰陽五行配列と言って東洋占いの基本中の基本で全部で5の三乗の125通りあります。

数理や音も大切ですが最も肝心なのはこの配列で、いくら音や数理が良くても配列が悪いものは避けるべきと古文書は教えてくれます。

書店に並ぶあまたの姓名判断の本では数理のみを記述したものが殆どで、配列にまで言及した書物は殆どありません。

配列は主に本人の健康面を暗示しており、最高に良いもので9個、普通に良いもので12個、まぁまぁ良いもので10個あり、反して絶対に避けるべき最悪の配列は22個あります。

良いものは31/125ですから25%しか無いのでこれも非常に少ないのが分かります。

以上ですが配列、数理、音の三つ全てが良いものを探すと本当に良い吉祥名のパターンは一つに姓に対していくつも無いのが良く分かる訳です。

以上の結果から例えば「鈴木」姓で最高の画数パターンで2文字名なら

男子では

12画+12画

女子なら

11画+4画

のみとなります

数理、配列共に最高の組み合わせです。

生涯健康で愛情深く、人からも愛され、親思いで目上を敬い、子供思いで部下を可愛がり、友人を大切にして経済的にも恵まれ.女性なら良縁を掴む最高の命名となります。

命名ですが濁音や人が読めない名前も避けて下さい。

以上を踏まえ御夫婦二人でご思案されれば最高の命名が必ずや浮かぶ筈です。

今日のところは以上です。

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