【歌詞】くすんだビー玉


僕の半径数キロ ろくなやつが 居なくて嫌になるよ 天井を見上げて息を6秒吐いて 「一人の方がマシ」と誰に言う

素直で優しい人が苦手なんだ
僕が逃げてきたこと すべて暴かれるようで

心にしまっておけば誰も傷つけないだろう
気付かれぬよう 胸の奥で 不甲斐ない自分を
また打って
誰しも背負う 痛みと同じ なんて言われたくないよ 例えそれが正しかったとしても


奴の尊敬はむしろ 軽蔑みたいだったな
状況を俯瞰して勝ち馬に乗るように
僕から離れていったんだろう

今日こそは生まれ変わるみたいに
誰かの褒め言葉も 喜んでみたいんだ

綺麗に悟っておけば誰も傷つけないだろう
欲しがらずに 諦めたと 平気みたいに背筋を伸ばして
誰しもが笑う 弱者だとは 知られちゃいけないから 例えすべて嘘だったとしても


歳を取れば 苦しみなど消えていくと思ってた
その全てが勘違いと しわがれた声で泣いた
セミの声が消えた部屋で 鼓動は早まってく
窓の外ではもう枯れ葉が 来世を待っている


心にしまっておいたら ひび割れて溶け出した
嫉妬だとか 羨望が この二つの目を曇らせて
こんな人生投げ捨てても 誰にも拾われないと
死にきれぬ僕を叱って


心にしまっておいても 僕は傷ついてしまうだろう
受け入れずに 胸の奥で 不甲斐ない自分を
打った罰か 
わかってるさ 生きていても 何も成せないことなど
今更まともに なれやしないだろう


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