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ひとり読書会

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#おすすめ本

源氏物語は光源氏の物語であり、小さなそして過酷な世界に苦悩する女性達の物語である

学生時代、あまり楽しかった記憶がない。 過去の私を知る人間からすれば「嘘つけよ!」と一蹴されそうになるが、そこは触れずにそっとしておいて頂けると有難い。正直に言えば「過去は水に流そうぜキャンペーン」を4年ごとに実施する私の脳内において、数十年前の学生時代の記憶なぞもうほとんど残っていないのである。 私の脳内は常に新しいものを置いておくことでいっぱいだ。やっと一人暮らしができる1K構造であり、今を生きるので精一杯。記憶の物置部屋など存在しないのである。 そんな中でも今でも鮮

世界が知れる本。ベストセラー・経済本・歴史本などオススメの本をご紹介

「世界経済は推しから学びました」を公開してから「オススメの経済の本や世界史の本があれば教えてください」と言われるようになりました。 私のチョイスで良ければ...と印象に残った本をご紹介します。 テーマは「世界が知れる本」 このテーマから「ベストセラー編」「経済編」「歴史・未来編」の3つに分けてみました。前回の本の紹介は主に小説だったので、今回は少しお堅い系の本の選定です。個人的には小説よりもこっちのお堅い系の本をよく読みます。 「小難しい本なんて私には無理...」と思わ

紙の本を読みなよ。オススメの小説をご紹介します

本はね、ただ文字を読むんじゃない。自分の感覚を調整するためのツールでもある。 精神的な調律、チューニングみたいなものかな 槙島さんのこの台詞が大好きです。精神的な調律、チューニングをしよう。 月に1、2冊読書をするのですが、オススメな小説をまとめました。普段は実用書や教養本を読むのが多いので、あまり小説は読まないタイプなのですが、その中でも特に印象に残っている作品を厳選しました。 本を読むのことは新しい視点や世界へと導いてくれます。時間が許す限りは少しずつでも本を