令和3年度定期試験、激動の1年
この記事は 鈴鹿高専 Advent Calendar 2022 11日目の記事です。
はじめに
この記事は、私が去年の定期試験で体験した事を語りつつ、その経験からいえることを書いた記事となっています。
(成績がいい人にはほとんど関係のない内容かもしれないです…)
ちなみに、欠る=欠点をとる、というのは赤点=60点未満をとることです。
誰?
SNCT3年電子情報工学科の、普通の高専生。ハマったゲームに短期集中でやりこむため、いつのまにか生活リズムを自ら破壊していることが多く、
Sp〇atoon3に後期中間試験を破壊されかけたのは記憶に新しい。
あらすじ
今から約2年前、コロナによって入学初っ端から始まったオンライン授業、ゲームにドハマりして初めてのテストで4つ欠ったりとあまりうまくいかなかった定期試験、授業についていくのが精一杯だったプログラミングなどの色々な障壁を乗り越えて春休みに突入した。
「2年になったらもっときついぞ」
先生や先輩からそう聞いていた私は、好きなゲームをしつつ、来年のために勉強していかなきゃなー、と思いつつ春休みを過ごし、進級した。
前期中間試験
さて、2年生が始まって最初の試験の結果はというと…
バチバチに欠った。9教科欠った。
欠教科数自己ベストはこれ以降まだ塗替えられていない。
原因はというと、
結局春休み勉強せずゲームをしていた
春休みに始めたゲームにドハマりして、それが試験まで続いた
この二つが挙げられる。
一つ目は説明するまでもない。ただのカスだ。
問題は2つ目である。(1つ目も問題だが)
私は春休み、当時かなり流行っていた通称ゲームAにガッツリハマってしまった。春休み以降周りでもこのゲームを始める人が増え、その勢いのまま試験に突入してしまった。
テスト期間に入ってからテストが終わるまでに、ゲームAだけで80~90時間プレイしていた。当然の結果である。
その後、全教科の答案が返却され9欠が確定した私に様々なことが起きた。
まず死ぬほどバカにされた。当時僕ほどひどい点数をとった人はほぼいなかったこともあり、他学科の人にもバカにされた。挙句の果てに私のTwitterのアカウント名が9欠鬼になった。(この頃はもう自分も開き直っていた)
次に怒涛の再試ラッシュにあった。ありがたい制度だが、1度に6つの再試を受けるなんて当時の私には耐えられず、素点が59点の教科の再試からは逃げてしまった。(その後、その教科の先生から今に至るまで目をつけられているのは言うまでもない。)
そして私の頭はかつてないほどにおかしくなった。今でも私はかなり頭がおかしい方ではあるが、当時は9欠に精神を破壊されたのかあまりにも頭がおかしかった。
当時友達が撮影した動画で、机に座った私が頭を振りながら、
「頭が~、アーターマが~頭が~、アーターマがあ~た~まが頭~が頭が頭~」
と歌っている実に頭のおかしい動画があり、当時本当に頭がおかしくなっていたことがわかる。(この事を書く前にこの動画を見直してみたが、言葉にできない感情に襲われ、笑うことしかできなかった)
しかしそんな私に転機が訪れる。
それは、担任のN先生による、自分の学科の先輩を家庭教師として雇って成績を上げる、というものだ。
これはかなり画期的で、カリキュラム的に塾に行っても成績アップが望めない高専で悩んでいた自分はかなり助かった。
同じ内容を勉強してきた先輩の説明はあまりにもわかりやすく、当時の僕は
「成績UPどころか初めての0欠もいけそうやん!勉強最高!理解最高!」
くらいのノリで、前期期末試験に向けて勉強をしていった。
前期期末試験
結果はというと…
ダメです。6欠です。
「は?」と思った方もいるかもしれない。今回の原因としては、
テスト3週間前からフルスロットルで勉強したら次第に失速してしまった
先輩と勉強したことで満足してしまい1人で勉強する時間がかなり少なかった
ゲームAに飽きず、テスト期間にもかなりプレイしていた
「は?」から「はぁ…」に変わった人もいるかもしれない。私も書いていてそう思った。
1つ目は、テスト勉強してこなかった人間が急に頑張ろうと思って失敗する典型例だと思う。みんなも気を付けよう。
2つ目は、なんというか、前回9欠だったくせに慢心がすごいな…と思う。
3つ目は…やめることができなかった自分の意志の弱さにため息が出る、つらい。(もしかしたらゲームAが神ゲーすぎたのかもしれないが)
この結果に、私も先輩もかなりまずいということが感じれただろう。そう思わせる原因となったのは6欠という事実だけではない。
なぜなら、追認試験の危機がすぐそこまで迫ってきたからである。
私はある専門教科で欠点を取ってしまった。さらにその教科の課題をいい加減にやってしまったため、
前期期末試験の再試をミスると追認確定まで行ってしまったのだ。
この再試は夏休みに行われる予定だったが、何だかんだで後期中間試験後に行われることになった。
正直、これはマジでやべえと思った。
だって追認なんて聞いたらほんとに留年しそうじゃん。
当時私の勉強を見てくれていた先輩もやべえと思ったのか、前期期末試験が終わってからは勉強量が格段に増えた。夏休みに5時間勉強を週3~4回、のペースだった。
長期の休みにこれだけ勉強することはなかったのでかなりきつかった。
そして夏休みが終わった後も、勉強のペースは落とさずに頑張った。
試験3週間前になると、私はゲームAを完全に封印し、勉強のペースも上げてテストに臨んだ。
後期中間試験
結果はというと…
人生初の0欠だった。
夏休みに無茶苦茶勉強した微積と線形が64点だったのは少し気がかりだったが、全教科平均で86点くらい取れていたので良かった。
前期中間の全教科平均は57点くらいだったので1教科30点ずつ上がっているようなものである(40点上がっている教科もあった。ちなみに微積は5点下がった)。これは元がアホすぎるから何も言えないが。
この結果のおかげで、前期にボコボコに破壊した成績を何とか回復させることができた。
追認手前の教科の再試も、勉強して何とか点数を取ったので追認は回避できた。正直後期中間試験より緊張した。(テスト前の昼食で泣いてた…w)
よって一安心した私は、ゲームAも再開し(ちょっとしたら飽きた)、
先輩との勉強も雑談が多かったり(単位計算の話とかしてた…何故?)と、下手すれば前期期末より低いモチベで学年末試験に臨んだ。
学年末試験
結果は…
んーまあ4欠です。しゃーなし。
原因もクソもなく、ただただ後期中間で燃え尽きてしまったが故の結果だと思う。
最後の試験はあまりよくなかったものの、追認や成績赤点などはなく無事進級することができた。
この1年間で学んだこと
テスト期間(2週間前)くらい勉強しろ
テスト期間前はまだしもテスト期間くらい勉強しろテスト期間(1週間前)くらい勉強しろ
テスト2週間前はまだしもテスト1週間前くらい勉強しろ
(今の私はこんな感じ)テスト前日くらい勉強しろ
テスト(1週間前)はまだしもテスト前日くらい勉強しろN先生は偉大
マジであの制度がなかったら留年してた。N先生ありがとう青点(30点未満)はとるな
赤点をたくさん取るより青点をとる方が追認や留年には近づくと思う。どんな教科も欠るなら50点くらいまでに抑えたい再試は受けよう
再試という救済制度は偉大過ぎる。青点も赤点も再試さえとれば60点に変わる。ちゃんと受けよう進級を諦めるな
諦めなかったら進級くらいはなんとかなる……はず
おわりに
想定よりかなり長くなってしまった。あと想定通りにモチベの低い記事となっていた。まあいいか。
今の私もまだ成績があまりよくない方なので、ヒーヒー言いながら生き延びてます。一緒に頑張りましょう。
この記事が誰かの役に立ったら幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?