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あるこーる入院日記 その21

2023年2月1日(水)

8時1分。おはようライン。
おはよう。お天気良さそう。

私は夜の3時半に猫にゃーされて起きて、ご飯あげて、また寝たので全然朝は起きれなかった。
今日の予定は11時の院内断酒会のみ。
とは言え、何もしないのもおかしいので、一生懸命起きようとしたが
どうしても8時半になってしまう。
いかんなぁ。明日こそは早起きするぞ。

ギリギリで11時の院内例会に間に合う。
新しい女性の参加者さんが増えてて少し緊張。
新しい方はあまりしゃべらず、そんなにも飲んでないとの事。
でも、この病院に紹介されたって事はそれなりに何かあったんでしょうね。
先生から、断酒会のことを話すように水を向けられたので
・毎週土曜の夜に実施していること
・現在平均して14人くらいが参加してること
・主催者の方が女性の酒害者本人であること など。
新しい方の反応はいまいち。ま、断酒会って胡散臭そうだよね。
わかるわかる。

この院内例会が私には本日1番のイベントなんだが、先生は忙しそうで
本日は参加人数も少ないので、30分で終了。
毎度恒例の最後の本日の勉強内容の感想を聞かれたときに、
入院患者がやっているプログラムのアルコール勉強会とはどんな内容なのか質問した。
今やっている集団治療法と同じように、入院患者でも集団でミーティングをやっている。
他に看護師さんがメインでアルコールに関する勉強をしている。
その他に作業療法や、卓球などの運動療法など。

大体知ってる内容しか出てこなかった。

今回も先生からは「ご主人肝臓強いよね。あれだけ飲んで全部正常値だもんね」との変な感想をいただく。

図書館に寄って中島らもの『今夜、すべてのバーで』を借りる。
これは家に帰って一気読みしてしまった。
前に読んだ時は、特に響くものはなかったが
改めて、アルコール依存症とどっぷり向き合ってから読むと
非常に啓蒙的な本だと気が付いた。
・久里浜式スクリーニングテスト
・AAの12 step
・肝臓の悪くなり方
・繊毛症状
などなどがんがんに知識を詰め込んである小説だった。
まぁでも、アルコール依存症の本人が描くものって
結局はいい感じに美化されているというか、周りの家族の苦しみについてはほとんど言及されてないなぁと思う。。
西原理恵子さんの夫だった鴨志田さんの本『酔いが醒めたら家に帰ろう』を読んだときも同じ感想を抱いた。つーかタイトルからして家族的にはハア?帰ってくんなボケと思うね。

最近小さな地震が朝晩起きるし、毎晩凄い風が吹くし
猫と私だけでは、正直不安な夜が多い。
灯油もすぐなくなるし。

今日なんて、石油ストーブが点火しなくなって仕方がないから、ホームセンターにチャッカマンを買いに行った。
とりあえず火がつけばよし。
1ヵ月前に買ったばっかりなんだけどね。
日本製でもこんなレベル?

最近夫があんまりLINEでもかまってくれないので、結構寂しい。
ちゃんと夫は病院で忙しく宿題やったりしてるんだと思う。
私は私でちゃんとやんなきゃなぁ。

22時半まで映画鑑賞。ほら、また朝起きれなくなるよ。
アル中映画でお勧めされてる『酒とバラの日々』を見ようとしたら
アマプラがフリーズ。
もう寝ろってことですね。おやすみなさい。。

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