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産まれてました。

最近、はらこ飯を食べたときに
「この世で一番美味しい食べ物わかっちゃった…はらこ飯だわ…」って改めて閃いちゃった私です。
去年、死産した後絶望していた頃に友達がこのブログを読んで
ローストビーフが食べたいって文面でホテルブッフェに誘ってくれました。
新宿の京王ホテルと溜池山王のANAインターコンチネンタル。
インターコンチネンタルのカスケイドカフェは18の頃から度々訪れてる大好きなホテルブッフェなのですが
調度東北フェアではらこ飯が並んでいて。
この米うめえええええええええええ😭😭😭ってふたりで食べたっけ。
死産して絶望していた頃に美味しいものを一緒に食べてくれた友達。話を聞いてくれた友達。髪を切ってくれた友達。職場で以前と同じ様に接してくれた先輩。経験談を話してくれて寄り添ってくれた先輩のお友達。
色んな人に支えられました。

今回の妊娠。辛い悪阻イリュージョンからの、子宮頸管無力症発覚、絶対安静生活からの麻酔効かぬ中の手術に入院。
退院できるもまた絶対安静からの
子宮頸管短縮で入院。
絶&望の壁だらけで1日1日がほんっっとーに長かった!
そして、35週の検診の血液検査で炎症の値が出てしまい、急にマクド手術の抜糸。
(麻酔効かぬ手術後、センセェが抜歯は痛くないからね〜って軽やかに言ってたけどほんとに痛くなかった)
36週0日に退院出来、

シャバの空気うんんめぇぇぇぇぇ!!

となり、食欲のバーサーカーと化す。
ケーキ食う。スコーン食う。肉食う。イタリアン食う🍕

そして!!36週4日、ランチで焼肉を食べに行く。ざぶとんうっま!
その夜。2時半くらいから5分おきの「なんか痛いなぁ」がくる。
3時半まで続くので産院にTEL。

「耐えられるので陣痛じゃないかもしれないんですけどぉぉぉ」
から、取り敢えず来てということだったので行く。
着いたら子宮口5cm空いてる!
まだ耐えられるなぁと思ってたんだけれどその後結構な痛みが来て、
マッサージしてくれる旦那に
「そこじゃない。違う。」ってめちゃくちゃ冷徹に振る舞ったりとキャパがなくなる。そして子宮口9cmでもういきみたくてしょうがない…
助産師さんに、もういきんでええでと言われて
Twitterで話題やったサンシャイン池崎出産をかます…

産院ついて3時間。
早産なのに3,556g 52cmとジャンボな女子が無事産まれましたが
股がチーーーーーーーーン
勿論、会陰が召され、更に私長いこと寝たきり生活だったので恥骨やら尾骨も逝って
落武者状態。
去年の死産から色んな思いをして辿り着いた出産だったので
もっとぶわぁぁああああっと感動の波が押し寄せるかと思ったのですが、
麻酔無しで無慈悲に縫われる会陰、産褥熱に身体中の痛みで
あ…ほんとよかった…娘可愛い…ってかでかい…(先生も助産師さんも「大きい…」って若干引いてた)身体痛い…嗚呼…って感じでした。。

出血量が多かったのでLDRでの観察が1時間延び、部屋に戻って少し休んだ後

ちと乳飲ませとくかと助産師さんが(栞を取り上げてくれた助産師さん!)娘と共に登場!

そして数々の痛みを乗り越えた私にパイオツマッサージという更なる痛みを与える…もうやめませんか…私に痛み与えるの…ほんで乳を娘にポロリするもペロつくだけでその場は飲んでくれず…泣けるぜ…

そして襲い来る後陣痛に唸りながら耐える。
この産院では出産当日に鎮痛剤飲めないんです…もぉマジ無理…ぴえん🥺超えてぱおん🐘とかそんな次元じゃないマジで辛くて涙出た。

ま、そんな感じの出産で、
今は坐骨神経痛と指の腱鞘炎患いながら
なんとか育児してます。
もうすぐ2ヶ月。今のところ、問題なくすくすく育ってくれています。
栞お兄ちゃんが見守ってくれてるおかげやね。
子供が産まれたからといって哀しみが癒えるわけでも無いし、
やはり今も脳が受け入れようとしてないのか
思い出すと鮮明なところとぼんやりなところがあります。
とてつもない喪失感は時間が経っても波のようにやってきます。
でも、Twitterなどを通して同じ経験をした方達に出会えて本当に良かった。
このままひとりじゃとてもじゃないけれどやっていけなかった。
無事授かれても不安で気が気じゃなかった。
栞がくれた出逢いに、本当に感謝です。

また、時間ができたらこのブログに戯言したためていこうかなと思います。
本当に、本当に、奇跡的にゴールテープ切れて良かった…

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