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Microsoft Intuneで、CrowdStrikeFalcon Sensorを配信してみた
日本語の情報があまりなかったので記録してみます。
こちらで紹介する内容は、インストーラがexeファイルでの配信となります。
exeファイルと言っても「.intunewin」に変換は必要になりますので、ご注意ください。
WindowsSensor.exe を .intunewin に変換する
CrowdStrikeFalcon の管理コンソールにアクセスして「Sensor Downloads」からインストーラ(WindowsSensor.exe)をダウンロードします。
インストーラをダウンロードしたら、下記Githubのリンクにアクセスして「IntuneWinAppUtil.exe」をダウンロードする。
ダウンロードした「IntuneWinAppUtil.exe」を、ローカルユーザー内にあるDocumentsフォルダに格納する。
Documentsフォルダ以外でも問題ありません。(Desktopフォルダ等)
コマンドプロンプト を「管理者権限」で起動し、下記コマンドを実行する。
あくまで例となりますので、Documentsフォルダ以外に格納している場合は、格納先に合わせて実行してください。
# 補足
## ーc:変換対象ファイルがあるフォルダを指定
## -s:変換対象セットアップファイルの指定
## -o:.intunewinファイルの出力先フォルダ
> cd C:\Users\hoge\Documents
> start intunewinapputil.exe -c CrowdstrikeFalcon -s WindowsSensor.exe -o testintune
指定した出力先フォルダに「.intunewin」が保存されていることを確認して終了です。
Microsoft Intuneに .intunewin をdeployして、配信する
Microsoft Endpoint Manager admin center にログインして「アプリ」→「Windows」→「追加」とクリックする。
![](https://assets.st-note.com/img/1673938580817-CPi9Qneu9L.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1673938647354-B4luajoP0w.png?width=1200)
アプリケーションの種類で「Windows アプリ(Win32)」を、選択して「選択」をクリックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1675156552843-R9LLDEYay6.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1675156646730-L0W2Z3ivc4.png?width=1200)
「パッケージファイルの選択」をクリックして、上記で作成した .intunewin ファイルを選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1675156801360-FGdq8cV20M.png?width=1200)
アプリ情報
任意の情報を入力して「次へ」をクリックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1675157647362-FZRmbHsSuJ.png?width=1200)
プログラム
インストール コマンド
# インストール後、再起動を実施する場合
"WindowsSensor.exe" /S CID=**********
# インストール後、再起動を実施しない場合
# .exe は、アップロードしたファイル名を入力。 CID情報は、契約しているfalconの英数字を入力。
"WindowsSensor.exe" /S /norestart CID=**********
アンインストール コマンド
"CsUninstallTool.exe" /quiet
デバイスの再起動。 実行したい内容に合わせて、いずれかを選択する。
インストール後、再起動を実施する場合:アプリのインストールによるデバイスの強制的な再起動を許可する
インストール後、再起動を実施しない場合:何もしない
あとは、任意で選択頂き「次へ」をクリックする。
![](https://assets.st-note.com/img/1675159053409-vD2J4l8UFh.png?width=1200)
必要条件
任意で選択して「次へ」をクリックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1675160040399-xkZL2LJL3y.png?width=1200)
検出規則
規則の形式:~手動で構成する
「追加」をクリック
規則の種類:ファイル
パス:C:\Program Files\CrowdStrike
CrowdStrikeFalcon のインストールデータが格納されている場所
ファイルまたはフォルダー:CSFalconController.exe
インストールデータが格納されている場所にある、exeファイル
検出方法:ファイルまたはフォルダーが存在する を選択。
上記のように入力頂き、「OK」> 「次へ」をクリックして進めます。
![](https://assets.st-note.com/img/1675160482423-J6TPAlONNF.png?width=1200)
依存関係 / 置き換え(プレビュー) は、任意で設定してください。
![](https://assets.st-note.com/img/1675161006448-8FTBu3VExL.png?width=1200)
割り当て
事前に作成した(グループ作成していない場合、作成する必要があります)任意のグループを割り当てます。
![](https://assets.st-note.com/img/1675161088533-Aa2ISbdZgt.png?width=1200)
確認と作成
最後に、設定した内容を確認して完了となります。
![](https://assets.st-note.com/img/1675161374400-AJKzam2pLY.png?width=1200)
設定は、以上となります。
「割り当て」で使用する、グループの作成はそんなに手間ではないので、説明は割愛となります。 詳しくは以下をご確認ください。
配信後、適用されるまでに時間かかる可能性ありますが、公式サイトでは大体8時間程かかるように記載しております。
実体験では、初回の配信は1~2時間くらい、その後の新しいデバイスへの配信は10分程と、初回のみ時間がかかるイメージではありますが、配信するアプリの数や構築されたintune環境によって変動があるかもしれないので、参考までに。
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