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192 「墓じまい」を実直・真面目に取り組むプロから学ぶ感動の勉強会。

一昨日、講師に「かの」代表・稲葉陽一(お墓じまい専門家)を迎え、終活パワーチーム(プリエンド協会)「第13回終活会議 実践会」を開催いたしました。

「『墓じまい』と言う言葉を知ってはいても、その本質や詳細を知らない方が多い」これは先月に同じく稲葉さんがシニア向け終活セミナーで講師をしてくださった時に感じた思いです。ですが、これってもしかすると終活をビジネスにしている終活ビジネスのプロの方々も同じかもしれない。このように考えて協会員向けにこの勉強会を急きょ企画したのですが、あながち間違いではなかったようで。

もちろん普段より終活に関する様々な案件に関わる皆さんですから、ある程度の知識は持ち合わせておられます。しかし、ここまで墓じまいのイロハというか理論や本質を最初から最後まで体系立てて学習する企画はなかったのでしょう。そういう意味で、全国的にも相当の仕事経験を持ち、そして何よりも真摯に真面目な考え方で墓じまいに取り組んでおられる稲葉さんにレクチャーしていただいたのは成功でした。

例えば仕事の段取り。これを完全に理解されている方が何名居たことでしょう。自慢する訳ではありませんが、実は私も以前の仕事でかなりの数の墓じまいのディレクションに関わっています。現場にこそ入ったことはありませんが、それでも何度かは視察で参加。全国で墓じまいの段取りや交渉をして参りました。そういう意味では稲葉さんほどではなくても、その実態と本質はある程度理解しているつもりです。

感動の勉強会になりました
しかしそんな私でも現場の苛烈さやご家族との感動的なコミュニケーションはほとんど体験していません。稲葉さんの話は、実体験を踏まえて聴講者の胸に刺さる内容ばかり。どんな思いで墓じまいの仕事に取り組んでおられるのか。どのように墓じまいを考えるべきなのか。現実を良く知るはずの私ですら、てらいなく淡々と実直に語る稲葉さんの、後付けの理論ではない思いが本当によく伝わって感動しました。

彼は墓じまいで法的に対応しなくてはならないこと、そして法で管理できないことにも常識的で真っ当なロジックを持っておられます。世の中で「墓じまいを手掛ける」としている業者やお寺の闇の部分も、業界人として隠すことも臆することもなく堂々と語ってくださいました。この辺りはかなり聴き応えがあったのですが、文字にするのは止めておきましょう。ぜひ稲葉さんの、そしてその思いを汲んで仕事をご一緒させて頂く私どもから直接聞いてくださいね。

このセミナーを聴講して墓じまいの本質を理解した仲間たちは、今後の仕事でお客様などから墓じまいの相談を受けた時に説得力のある解説ができるはず。仮に進め方が分からなくても、誰に何を確認すべきかを理解できたのではないかと。それだけでも勉強会を開催した意味があるというものです。

今回の終活実践会は、過去最高の出席者が参加した前回の「おひとりさま葬」以上の参加者となりました。オンライン聴講した方も多く、このテーマへの関心の高さがうかがい知れます。今後も仕事仲間の役に立ち、仕事創出に直結する勉強会を開催して参ります。ご期待ください。

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【今後のプリエンド協会のイベント】
◇第49回終活会議(終活パワーチームZoom定例会)

◆2023年3月16日(木)19時~20時45分
メインプレゼン/高木いおり(不動産コンサルタント)
「おひとりさま女性の終活『実家じまい』の現実」
◆会費/1,100円(オンライン決済)
◆参加〆切/3月14日(火)19時 

終活問題に関するご相談は、経験豊富なあらゆる専門職の揃う一般社団法人プリエンド協会までどうぞ。

岡橋秀樹
一般社団法人プリエンド協会 代表理事
㈱プリエンド・マーケティング 代表取締役
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