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甲子大黒天祭に「おかげくま参り」

 さる11月6日(日)、
#金華山黄金山神社  にて行なわれました 
#甲子大黒天祭  
に #おかげくま参り してまいりました。

 今年、金華山黄金山神社様へのおかげくま参りは、
2月の「祈念祭」、
5月の「初巳大祭」に続いて、
3回目となります。

「金華山に3年続けてお参りすると一生お金に困らない 」
という伝承もあるくらいなので、
「1年に3度お参りしても一生お金に困らない(笑)」
ことを願いつつ、今回もやってまいりました。

私どもがこの甲子大黒天祭への参加は、実は2回目です。
前回参加したのは2020年。
コロナ禍で参拝者が少なかったことが思い出されます。

今回は、というと、お籠り(宿泊)の参拝者が多く、
なんと満室。
行き帰りのフェリーも満席。
遠くは、香川県、北海道からと、
多くの参拝者が集まりました。

深夜にも関わらず、
ちょっとしたライブハウス並みの参列者
だったのではないでしょうか。

さあ、子の刻(午後11時)となりました。

深夜の黄金山神社に太鼓の音が響きます。

普段より光度が低いことは理解していましたが、
境内はほぼ真っ暗。光源もないため、金華山の移動の様子や
黄金山神社境内の様子をアップできませんでした。
 
楽しみにされていたみなさんには申し訳ありませんでした。
 
そんな漆黒の闇も体験しつつ、
今回の「甲子大黒天祭」に参加してくれた
「おかげくま」のみんなたちは、元気いっぱい。
ワクワクしながら、初の夜間参りを楽しんでくれました。

かがり火とほんの数カ所のライトのため、幻想的な雰囲気に。


子の刻に行われた雅楽の演奏と巫女さんの舞。月の明かりとかがり火に映しだされ、
この世でありながら、(行ったことはないけれど)あの世の世界のよう。

 幻想的な中でお参りさせていただいたことで、
大黒天様のパワーがそれぞれのおかげくまには
インストールされた模様。

顔つきが変わった!力強くなったような気がする?!
なんて感じました。

後日、帰宅されたおかげくまを見た親御さん(持ち主さん)も

「おかげくまたちが、全く変わってました。神さまの依代として格調が出てきた感じです。」という声が届きました。

おお、素晴らしいですね。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。


(こぼれ話)

今日は「おかげくま参り」の荷物が多いため、
予定では、送迎バスに乗って
神社まで上がる予定でしたが、
なんとバスが故障していると!!
 
ワゴン車1台でのピストン輸送のため、
非常に時間がかかる、ということで、
神社まで月明かりを頼りに
上り坂を徒歩で向かうことに。
 
おかげくまのみんなたちは、月明かりでワクワク。
わーい!と盛り上がっていたものの、
Rayさんにとっては、
この決断がよくなかった。
 
たまたまとはいえ、月の明かりが照らしてくれたので、
道を外すことはありませんでしたが、木立が月の光を
途切れさせると、もう闇の中です。
 
一歩間違えば、森の中に迷ったかも。。。
 
2人して、ぜいぜい、しながら、
なんとか受付まで辿り着いたのは、22時ごろ。
 
11月とはいえ、深夜の寒さ対策のため、まるで
サッカー観戦や冬釣りのような厚着をしていたところに、
上り坂を急いだために2人とも大量の汗。

ようやく神社まで到着したものの、
汗だくでヘトヘト。

暑いから、とざっと脱いで
薄着で過ごしていると、
11月上旬とはいえ、海からの冷風。

今度は冷えです。

Rayさんは喘息の発作が
ぶり返してしまいました。
 
なかなか咳が止まらず、
くまマネが受付など事務をこなしている間も、
Rayさんはしんどそう。
 
持ってきた炭酸水で、なんとか一息ついたものの、
休憩室でしばし休むことに。
 
予定していた
境内のご参拝
銭洗い場散策、
弁天様へのお参り、
ご本堂へのお参りなど
とても出来る体調ではありません。

しかも、深夜のこと。
境内は真っ暗。
 
普段ならつけてある外灯も、
大黒天様に合わせたのか、
この夜は消されていて、
頼りになるのは、月明かりのみ。


 
ぜいぜいしてるし、真っ暗で危ないし、
境内参りは断念。
そうこうしているうちに、集合時間です。
 
我々が初参加した2020年の甲子大黒天祭は、
コロナ禍中ということもあり、
参列者が非常に少なくさびしいもの
でしたが、今回は、フェリーも満杯。
 
遠くは、香川県や兵庫県、北海道からも来訪されていて、
お籠り宿泊も満杯ということで、席数も多く、
ちょっとした野外ライブ会場のよう。
 
ようやく感染症が収まったこと、
久しぶりに神社に賑やかさと活気が
戻ってきたように感じました。
 
我々はというと、いつものように、
おかげくまたち全員を椅子に並べて
ご神気を感じようと、場に臨みました。
 

澄んだ空気の中、月明かりとかがり火に
よる自然な闇と光の饗宴に、
おかげくまの皆さんのところへ
大黒天さまへのエネルギーが
インストールされていくような、
そんな自然の中の1時間半でした。
 
ということで、現場の雰囲気をお伝えいたしました。
 
なお、おかげくまたちは、
すでにそれぞれ帰路について、
ママの元へと向かっています。

「真っ暗な中、本当によく頑張った!」と
褒めてあげてくださいね。
 
ではでは!

おかげくま参拝は、様々な事情で神社仏閣へ参拝できない方々と観光客・参拝客の減少に苦しむ寺社様との架け橋になれば、とくま作家Ray作テディベアによる代理参拝を支援しています。この活動を応援いただける方からサポートいただけると幸いです。