適当な雑記(2021年5月12日)

おばあちゃん、普通の食事はドクターストップされるくらい気管が弱いので、専用の刻み食やとろみのついた料理などしか食べてはいけないことになっているが、時々隠れてチキンラーメンとかを食べている。いきなり味気ない専用の食事だけで生きていけるほど、人間上手く出来てない。

習慣や仕方や環境を変えるということは、依存から抜け出し新たな依存先を見つけるということであり、それには変化、反動、また変化のループが必要で、ほとんどの場合長期戦だ。
もう何年かいまの専用の食事を続ければ、おばあちゃんもチキンラーメンを食べなくなるかもしれない。

急に社会の話になるが、いきなりSDGSに気をつけろと言われても企業は戸惑うし、いきなりオンライン対応しろと言われても高齢者は戸惑うし、変化を求める声に「変化と反動の繰り返しを許容する時間」は案外忘れられがちである。

アプリのプログラムと違って、組織や社会や文化の構成員は言語ではなく人なので、その変化には時間がかかるし反動もある。それを踏まえた上で、結局のところ運動の持続こそが本当に重要なことだと思う。(メディア・雑誌制作がんばります…)

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