民宿 志みづ(岐阜)
「泊まってよかった宿」のその2。
その1はこちら。
白川郷を旅行するに際して,どうせなら現地に泊まりたいと探して見つけたのがこちら。
茅葺屋根のジャパニーズスタイル(当たり前)の民宿。
白川郷の民宿は部屋数も多くないのですぐに予約が埋まるみたいだけど,こちらも3部屋のみ。確か泊まった日もアジア系旅行客数名のグループと日本人ソロ旅行客の3組だったように思う。
食事は宿泊客みんなで囲炉裏を囲んで食べる。
夕食。これがまた美味しい。お櫃の米が消えた。
囲炉裏を囲んでみんなで談笑なんかも民宿の楽しみなのかもしれないけど,面識のない人と楽しくおしゃべりは苦手なので,黙食で味わった後はそそくさと部屋に退散(※宿泊時はまだコロナ禍前)。そういうのを楽しめるコミュニケーションお化けなら存分に交流してみると良いと思う。
翌朝。これまた美味しい旅館の朝食という感じ。
朴葉味噌,間違いない。朝からお櫃の米が消えた。
それから,白川郷は有名観光地だから人が多いんだけど,それも日中の話。15〜6時ぐらいにはツアーバスが去っていくので,夕方になると人が一気に減り(と同時にお店も閉まる)雰囲気がガラリと変わる。陽が落ちてカメラと三脚抱えて村内を歩いても誰にも会わない。夜間の白川郷はそこに泊まるか車で行くかしないと見られない,ちょっとした特別な感じがある。
一泊二食付きで14000円ちょっと(季節により変動あり)というのは決して安くはないけど,食事は美味しいし,合掌造り家屋に泊まることや夜の白川郷散策の体験も込みで考えると高くもないと思う。
正直を言うと白川郷に泊まれるならどこでも良くて,たまたま空いていたのがこちらだったんだけど,泊まってみるとまた行きたいと思えるお宿だった。
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